消えない烙印 (ページ5)

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烙印4 ページ5

グリムが食べながら他の寮についてエース達に尋ねる
すると何処からか現れたケイトが答え出した

ｹｲﾄ｢あの7人に倣ってこの学園には7つの量があるんだよ。
って！女の子増えてる？！｣

ｴｰｽ｢げっ！アンタは今朝の！！｣

ｸﾞﾘﾑ｢オレ様たちを騙してバラに色を塗らせた奴なんだゾ！！｣

突然現れたケイトに騒がしくなる周り
リベラの眉間にはシワが寄り始めていた

ｹｲﾄ｢騙したなんて人聞き悪いなぁ。
オレもやりたくてやってるわけじゃないんだよ？
って言うかその美人誰？紹介して！｣

ﾃﾞｭｰｽ｢めちゃくちゃ笑顔でしたけど……。
俺達もさっき知り合ったばっかりなんですけど｣

デュースが言うと｢え、なになに？新入生ちゃん？｣とケイトがリベラの隣に腰を下ろした

ｹｲﾄ｢オレは3年のケイト･ダイヤモンド！
ケイトくんって呼んでね。けーくんでもいいよ♪｣

｢僕はリベラ。
騒ぐなら向こうに行って｣

不機嫌なリベラはケイトを冷たくあしらった

ｹｲﾄ｢デュースちゃんの友達、なかなかクールだね…｣

ﾃﾞｭｰｽ｢デュースちゃん…？！｣

デュースはちゃん付けで呼ばれたことがかなり気に入らなかったのか嫌がって指摘した

すると隣にいた緑の男子生徒が笑いながら言った

ﾄﾚｲ｢ははっ、それはケイトの愛情表現だからな｣

ｴｰｽ｢隣のアンタは誰？｣

ﾄﾚｲ｢おっと悪い。
俺はトレイ、トレイ･クローバー。ケイトと同じくハーツラビュルの3年だ｣

と自己紹介をするトレイ

ﾄﾚｲ｢君はオンボロ…使われていなかった寮の監督生に着任した新入生のユウだろ？
ケイトに聞いてる。昨日はうちの寮の奴らが迷惑かけて悪かったな｣

ｴｰｽ｢って、ちゃっかり隣に座ってるし…｣

ｹｲﾄ｢まーまー、せっかく同じ寮に入ったんだから仲良くしよーよ！
とりまアドレス交換で～！｣

騒がしくなり始めた周囲に機嫌が悪くなるリベラ

｢(勘弁してよ…)｣

そう思っているとケイトが
｢リベラちゃん！メアド交換しよ♪｣と近付いた

｢スマホとか持ってないんで｣

ｹｲﾄ｢えっ、スマホ持ってないの？！
マジヤバ！天然記念物並にレアじゃん！
最新機種安くしてくれるお店、紹介してあげるよ～。
今度スマホ選びデートのかどぉ？｣

グイグイ迫ってくるケイトに顔を歪めるも、リベラはケイトに対して何か違和感を感じた

ﾄﾚｲ｢ケイト、新入生が引いてるからほどほどにな｣

ｹｲﾄ｢あはは、ごめんごめん！で、寮の話だっけ？｣

と彼は続けた