物語231話 ページ21
.
『…っ』
怖い
「! あーあ 泣かしちゃった」
「ゴメンね? こいつ背デカイから怖いよねー」
「いや一番お前に怖がってんじゃん」
「マジ?」
離してほしい
早く帰らせてほしい
そう思ってても怖くて声が出せなくて
ただうつ向いている
工だったら、私が困っていたら
泣いていたらすぐに駆けつけてくれるのに
もうそれはできない。
私は一人でなんとかしようとすれば失敗ばっかりで
誰かに助けてもらわないと出来ないことが多い
けど、いつかまたこうゆうのに出くわした時
自分ひとりで対処できるように…
私ひとりでも
『泣いてないです…』
涙を拭って言った
もう泣いてないから
『…もう帰らないといけないので、通してください』
金髪の男のほうも背が高いので
見上げる形になって言った
「こんな可愛い子 ほいほい帰らすわけないでしょ
せめて連絡先だけ教えてよ」
『人が待ってるんです』
「彼氏?w」
もう、全然話が通じない
「連絡先なんてすぐじゃん_」
嫌! やっぱムリ!
一人じゃムリー!!
日「ヘァーーーッッ」
「うわああ!?」
『!? …ひなた』
横の隙間から、私の前へ
庇うように、けど変な感じに飛び込んできた…
日「それおれの弁当箱っ ありがとう! さっ 速やか
に行こう!」
私の背中を押して強引に立ち去ろうとする日向
「待て待て 話の途中じゃん」
日向を捕まえてはぽいっと放る
『日向!』
「スマホ? あ まだガラケー?」
日「あのーっ!!」
「!?」
あの、入学式の日見たジャンプ
いつも見ているけど、こんな間近で跳んだのを見たのはあの日以来
金髪の男も目の前の日向のジャンプを見て驚いた表情
日「Aは ウチの大事なマネージャーなのでっ
あのっ そのっ」
「へぇ お前らが倒したのか“2m”」
日「えっ あ ハイ まあ」
「あーあ 俺も2mと遊んでみたかったのにな」
日「? あそぶ?」
「試合はチョー!楽しいアソビだろ」
日「あの 一次を突破した人達ですかっ」
「一次? 俺達は一次予選出てませーん」
一次予選を出ていないとゆうことは
IH予選ベスト8以内
この人の学校はベスト4らしい
「じゃあな もし代表決定戦で当たることがあったら
楽しく遊ぼうぜ」
日「楽しく… 遊ぶ…」
366人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
豆つぶ子(プロフ) - かぼちゃさん» 続編は作成中なのでパスワードはお教えできません。本日か明日中に公開しますので、ご了承ください。 (2020年4月23日 17時) (レス) id: 5486debbb8 (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃ - パスワードが分かりません。 (2020年4月23日 10時) (レス) id: d5cd5072ac (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 続編の公開楽しみにしてます(´∀`) (2020年4月22日 4時) (レス) id: f15b697c70 (このIDを非表示/違反報告)
豆つぶ子(プロフ) - かぼちゃさん» コメントありがとうございます!!嬉しいお言葉、感謝します!!烏野と白鳥沢のお話って中々相性が良く、長く続くのとその分お話が沢山閃いて楽しく制作出来ます。何より、読者様方からの応援が制作意欲の源です!これからも長く続きますのでよろしくお願いいたします! (2020年4月17日 19時) (レス) id: 5486debbb8 (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃ - 神作品を見つけてしまいました。ここ最近の楽しみになってます。キャラクターの心情の変化が分かりやすく惹き込まれます。大好きなのでこれからも続いてほしいです。 (2020年4月17日 11時) (レス) id: d5cd5072ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:豆つぶ子 x他1人 | 作成日時:2019年11月10日 23時