五色兄妹物語

番外編1ｰ1 ページ41

作者は番外編がやりたい…と思ったのでやります。
季節とかごっちゃです。やりたいなと思った話書きます。





中学3年 正月


正月は親戚が家によく集まっておせち食べたり


お年玉ねだったり


大人達はお酒飲んで騒ぐ中、私達子供は部屋で遊ぶ



子供は私と工と従妹の3人


中学1年の従妹


名前は麻理



突然すごろくがしたくなった



『ねえ すごろくやろう』



と言った



工「えー、家すごろくあったっけな…」


『じゃーん 実は私の手作りすごろくがあります!』


麻「おお 凄いじゃん見して」



『これね なんと全てのコマに罰ゲームがあるのです!』


工「えげつな…」



罰ゲームは全部で32個


最低でも6回は罰ゲームがある



『しかし…コマによって罰ゲームの酷さが変わるので
　上手に進んで出来るだけ被害を少なくしてゴール
　しましょう』


麻「うん」


工「分かった」



『じゃあまず順番をじゃんけんで決めよう

　じゃんけんぽん!』



私と工はチョキを出した


そしたらグーを出した麻理の一人勝ち



私と工でじゃんけんをしてまた負けた


麻理→工→私の順になった



麻「じゃあいきまーす」



サイコロを投げると数字の1



麻「えー 1か…」



スタートから1進むと


“ブタの鳴き声のものまね”



麻「…ぶひぃー」



くそ…可愛い…


ちっとも罰ゲームじゃない



工「じゃあ…次」



数字の4で止まる



『えーと…“電柱におしっこしてる犬の真似”』



わお 面白そう



工「えﾞ…」


『はーやーく』



工は壁の方へ行きしゃがむ



麻「あの…工兄ちゃん…別にやりたくないなら他のでも…」



私は麻理の前で腕を出して止めさせる



『工の渾身の放尿ポーズ 最後まで見届けてあげよう?』


麻「………」



工「……ﾁｮﾛ ﾁｮﾛ ﾁｮﾛー…」



と片足をあげてやりとげた



『はぁ〜い工くんお疲れ様で〜すOKですよぉ?』



と拍手する



工「A… 俺もうこのすごろくやりたくない!」


『おやおや? 工く〜んまだ一巡目よ?
　
　これからが本番なのに…』


工「〜〜っ」



　

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