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「おいおい…」
「嘘だろ…」
「なんで…」
「 」
人が集まるコートを覗いてみると、ものすごく見覚えのある金髪がいた。
…見なかったことにしよう。
そう目配せして立ち去ろうとすると、タイミング悪く(?)声をかけられた。
「！渡辺さんたち！？なんでここに…？」
「！」
毛利探偵ご一行である。
……毎回毛利探偵たちと会うと事件が起きるんだけど、今日は大丈夫だよね？？？
そんな失礼な事を考えながらも、息抜きに別荘に来たことを伝える。安室さんからの視線が痛い。
「わざわざ休みを合わせて息抜きなんて、よっぽど仲がいいんですね！！羨ましいです(なんで僕を誘わないんだ！！)」
「「((すっごい含みを感じる…！！))」」
「ホントは
「(ヒロ…！！)それは残念でしたね」
さすが諸伏、幼馴染の一言で恨めしい視線がなくなった。
なんで安室さんがここに来たのかというと、園子さんのテニスコーチとして呼ばれたらしい。…なんでも出来るもんな。
少し話をしてから、(事件が起きる前に)別荘へ帰ろうと声をかけようとしたその時。
「コナン君！！！」
「っ、おい坊主大丈夫か！？」
コナン君の頭にラケットが直撃した。…殺意高くない？
ボールならまだしもラケットって。
ラケットを投げた張本人が慌てて駆け寄ってきた。
どうやらグリップの巻が甘かったのか、汗で手が滑ってすっぽ抜けたらしい。…こわ。
「っ揺らさないで寝かせてください。それと頭を冷やすものを」
「…凍らせたスポーツ飲料ならあるぞ」
「ありがとうございます」
安室さんの的確な指示により、素早く応急処置がされた。
その様子を見ていた加害者女性(仮)が自分たちの別荘が近いから、そこで休ませたらどうかと提案してきたので、毛利探偵ご一行はその案に乗ることにしたらしい。
さすがに大人数でお邪魔するわけにはいかないので、私たちは別荘に戻ることにした。
─
「とりあえずお昼にしよっか」
「こっちも準備できたぜ」
夏の別荘といったら(?)バーベキュー！！
と言うことで、倉庫にあったバーベキューコンロを引っ張り出してきて、松田と萩原が炭の準備をする。
その間、諸伏は食材の、私はテーブルやらカトラリーの準備をした。
当初はもっと手伝おうとしたんだけど…
「キョンちゃんはむこうね」
「火は危ねーからな」
「包丁は危ないからお皿出して？」
…小学生じゃないんだけど！？
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雹(プロフ) - 水さん» コメントありがとうございます！今まで全然気づかず申し訳ないです。教えていてだきありがとうございます。修正させていただきます！ご指摘ありがとうございます！！ (9月20日 8時) (
レス) id: 43b36fd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
水(プロフ) - ログインしないで読むと、名前変換が適用されず、萩原さんから呼ばれる時だけ「ちゃん」になってしまうのでお暇な時で大丈夫ですので直してくれるとありがたいです！よろしくお願いします！これからも更新頑張って下さい！ (9月19日 10時) (レス) @page10 id: 5700234c3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雹 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Haku_SHS/
作成日時：2023年9月10日 23時
