ギスギスしたお茶会 ページ26
杯戸中央病院にて。
快斗くんと白馬くんのお見舞いに行ったら、毛利探偵、コナン君、安室さんの3人と会った。
この人たちと会うと、何かしらの事件に巻き込まれるから早く帰ろう。
「Aさんもお見舞いですか？」
「知り合いが入院しているので…。そういう皆さんもお見舞いで？」
「ちょっと女房がな」
「僕も知り合いのお見舞いで…」
毛利探偵たちは兎も角、安室さんのいう知り合いは警察関係者ではないんだろうな…。
警察関係だったら、警察病院に入院してるだろうし。
「そういえばAさんは知ってますか？」
「何を？」
「
「誰それ？どんな人？写真とかないの？」
「…いえ、知らないのなら大丈夫です」
？？公安で追っている人か何か？？
じとっと安室さんを見るも、にっこりと笑って誤魔化された。
まあいいや、早く帰ろう。
「3…2…1…ゼロー!!」
「！」
背後でエレベーターを待っていた子供が、カウントダウンをしていたのか、“ゼロ”という言葉に安室さんが反応した。
露骨に驚くなって、公安警察。
「お母さん、エレベーター来たよ!」
「はいはい」
「早く早く!」
「ん？どうかしたか？」
「ああ、いえ…。僕のあだ名も“ゼロ”だったので呼ばれたのかと…」
「なんでゼロ？確か名前は透だったよな？」
それ言っていいのか？
そう思いつつ、私の足元にいるコナン君を見ると、安室さんを怪しげに見ていた。
「透けてるってことは、何もないってこと…だからゼロ。子供が付けるあだ名の法則なんてそんなもんですよ」
咄嗟にこじ付けたにしては、よく出来た嘘に感心しているとコナン君に服の袖を引かれた。
「ん、なに？」
「渡辺さんは“ゼロ”ってあだ名で呼ばれてた人とか知ってる？」
コナン君の質問の意図は“安室さんの正体知ってる？”という意味なのだろう。
下手に話して降谷の邪魔はしたく無いな…
「ゼロ…？コナン君の言うその人は誰かな？そんな人は知らないし覚えはないけどどんな人なの？」
「…いや何でもない！(渡辺さんは捜査二課だし、いくら俺の事情を知ってるといえど、黒の組織に関して持ってる情報は無に等しいか…)」
コソコソとコナン君と話していたらすごく視線を感じた。
安室さんだ。なんかめっちゃ見てくる。
「Aさんとコナン君ってそんなに仲が良かったんだね！」
不本意ながらね…
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雹(プロフ) - 水さん» コメントありがとうございます！今まで全然気づかず申し訳ないです。教えていてだきありがとうございます。修正させていただきます！ご指摘ありがとうございます！！ (9月20日 8時) (
レス) id: 43b36fd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
水(プロフ) - ログインしないで読むと、名前変換が適用されず、萩原さんから呼ばれる時だけ「ちゃん」になってしまうのでお暇な時で大丈夫ですので直してくれるとありがたいです！よろしくお願いします！これからも更新頑張って下さい！ (9月19日 10時) (レス) @page10 id: 5700234c3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雹 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Haku_SHS/
作成日時：2023年9月10日 23時
