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昨日の出来事が今朝のトップニュースとして、報道各社が記事を掲載している。
「安静にしてて下さいね」
「わぁってるよ！！」
「鎮痛剤、追加しましょうか？」
「お気遣いなく。3時間31分49秒後には体からガスが抜けますので」
「そう♡」
催眠ガスで意識が朦朧としていた白馬くんと、風船でどっかに飛ばされて落ちた快斗くんは両者共に入院することとなった。
カーテンで仕切られてるけど、君ら隣同士なんだね。
かく言う私は2人のお見舞いに来ている。
快斗くんと白馬くんで態度の変わった看護師に会釈をしながら病室に入る。
「お見舞いに来たよー」
「Aさん…」
快斗くんは打ちどころが良くなかったらしく、頭と足に包帯を巻いている。
中森警部、躊躇いなく発砲してたもんなぁ…。
隣に白馬くんがいる手前、怪盗キッドの話はできないので、快斗くんが学校に連絡した“嘘”を使わせていただこう。
「にしても、急に歩道に突っ込んできた車を避けた先が階段で、そっから落ちちゃうなんて…飛んだ災難だったね」
「！ついてねぇよ、全く…」
「ホント“災難”でしたね」
「「！」」
カーテンを隔て隣のベッドにいる白馬くんが声をかけてくる。
そりゃカーテンしか遮るものがないから、会話は筒抜けだよね…
「白馬くんも大丈夫？」
「僕は念の為検査入院してるだけなので大丈夫です」
「けっ」
お互いに昨夜は痛み分けとなったせいか、雰囲気がピリついている。
その空気を壊すように声をかけた。
「そんな2人にお見舞いです」
「！それ！」
「世界的に有名なパティシエのチョコレート、ですか？」
「そう！」
この前テレビでやっていたので、食べてみたいなぁと思ったら
私、しばらく降谷に会ってないからここのチョコが食べてみたいだなんて知らないはずだけど…アイツエスパーか？
(ヒント:ベルモットに大量にもらった)
とにかく、私1人じゃ消費しきれないし、同期の彼らもそこまでチョコレート大好きな感じでもないので、渡せる人には片っ端から渡している。
私と同じくチョコレート好きな快斗くんは目が輝いている。
テレビ見てる時一緒にいたもんね…。
2人へのお見舞いを済ませ、帰ろうと廊下に出ると、正面から見知った人たちが歩いてきた。
「渡辺さん！？」
「毛利さんとコナン君…と安室さん？」
病室の並ぶこの階にいるってことは、誰かのお見舞いに来たのか？
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雹(プロフ) - 水さん» コメントありがとうございます！今まで全然気づかず申し訳ないです。教えていてだきありがとうございます。修正させていただきます！ご指摘ありがとうございます！！ (9月20日 8時) (
レス) id: 43b36fd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
水(プロフ) - ログインしないで読むと、名前変換が適用されず、萩原さんから呼ばれる時だけ「ちゃん」になってしまうのでお暇な時で大丈夫ですので直してくれるとありがたいです！よろしくお願いします！これからも更新頑張って下さい！ (9月19日 10時) (レス) @page10 id: 5700234c3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雹 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Haku_SHS/
作成日時：2023年9月10日 23時
