オールナイト幼馴染 ページ21
仕事が終わり、帰宅してすぐに大学の友達でいわゆる悪友の菊池と田中に呼び出された。
ただいまの時刻は20:00である。
近場で飲んでるらしく、せっかくなら私も誘おうってことらしい。
丁度諸伏が仕事の為不在で、夜ご飯をどうしようか考えていたので、二つ返事した。
どうせアイツらだしジャージでいいよな…。
スーツからジャージに着替え、サンダルを履いて外に出る。
おしゃれ…？アイツらだし多分ラーメン屋だからこれくらいラフでも良くない？
メッセージで送られてきた居酒屋へ向かうと、既にお酒で上機嫌になった2人に出迎えられた。
「キョンおそーい！」
「ほら、つくね頼んであるし、生でいい？」
「結構飲んでるな」
2人にはそこそこな頻度で会っているのだが、会話のネタは尽きない。
「Aは彼氏作んないの？」
「今はいらないかな…」
「婚期逃すぞー」
「いざとなったら作るしいいの！」
「うわぁ、モテ女は違うわぁ」
居酒屋で2時間ほど飲み、このまま解散はつまらないし、明日は皆休みだということでカラオケへ向かう。
結局朝までオールして、始発の時間に解散することとなった。
ここから電車に乗る為に駅へ歩いてると、目の前に見知った人物が。
「あれー？ダテさん？？」
「お、ナベか！…お前オールしたな！？」
「まあね。ダテさんは張り込み？」
「おう！今回も高木とな！！」
「轢かれないよーにねー」
「流石にあんな事があったから気は抜かねえよ」
「ダテさん浮かれると周り見えなくなるタイプだから…」
「否定はできねえな！」
実は一年前も似たようなシチュエーションに遭遇した事がある。
あれは一年前の2月のこと…
そして始発になる為に駅へ向かう道中に、張り込み終わりのダテさんたちに遭遇した。
どうやらこの後ナタリーの両親に挨拶をしに行くらしくどこか浮ついている。
少し話をして2人とわかれ、再び駅へと歩こうとした時、ダテさんが手帳を落とし…そうになったので、思わずキャッチした。
「悪い、ありがとうな」
「どういたしまして」
「渡辺さん、反射神経いいんですね…」
「動体視力には自信があるかな…」
そんな会話をしていた時だった。
「「！！」」
「うわっ！？」
ガシャン！！
車がこっちに突っ込んできた。
間一髪で避けられたが、手帳をキャッチ出来てなかったら多分死んでた…
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雹(プロフ) - 水さん» コメントありがとうございます！今まで全然気づかず申し訳ないです。教えていてだきありがとうございます。修正させていただきます！ご指摘ありがとうございます！！ (9月20日 8時) (
レス) id: 43b36fd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
水(プロフ) - ログインしないで読むと、名前変換が適用されず、萩原さんから呼ばれる時だけ「ちゃん」になってしまうのでお暇な時で大丈夫ですので直してくれるとありがたいです！よろしくお願いします！これからも更新頑張って下さい！ (9月19日 10時) (レス) @page10 id: 5700234c3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雹 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Haku_SHS/
作成日時：2023年9月10日 23時
