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諸伏曰く、仕事のしすぎで流石に一度帰るように風見さんに説得された降谷を引き摺って連れてきたらしい。
この字面だけでわかる降谷の社畜感…。
とりあえず従兄弟と喫茶店の店員さん…て形で互いの紹介をすれば良いや。
そう思ったのだが…
「君がナベの従弟の快斗くんか。僕は降谷零、ナベやコイツらの同期だ」
「(！？！？！？)く、黒羽快斗…デス」
何で本名を名乗ったん？？？
ビックリしすぎて私たちは降谷と快斗くんが挨拶しているのを呆然と見ていた。
私たちが誤魔化した意味とは…？？
「おいゼロ！何で普通に名乗ったんだよ！？」
「？だってナベの親戚だろ。ナベの家族には隠し事はしたくないんだ。それにナベの親戚なら信用できる」
(((そういえば
さも当然かのようにいう降谷に、私がおかしいのか…とも思ったが、やっぱり降谷がおかしくない！？(困惑)
「んー…と、つまりAさんの同期ってことは警察の人？」
「ああ。ヒロと同じだ。外では安室透で名乗っているからよろしくな」
「あ、ドウモ…」
快斗くんも訳わかんねぇって顔してる…。
私もわかんないよ…何で私の親戚ってだけで正体を明かすんだ、降谷は…
「どうせヒロの正体がバレているなら、あまり隠す意味はないしな。それに…」
「それに？」
「…(将来僕の家族になるかもしれないのに隠し事をしたくない)」
「？」
何かを言いかけた降谷は、にっこりと笑って誤魔化した。
すっごい気になるんですけど！！
ちなみに快斗くんは正体を明かす気はないらしい。そりゃそうだ。降谷が予想外だっただけで…
─
Aがお茶を淹れに台所へと立ったあと。
「快斗くんさえ良かったら、今度ポアロにおいで。ご馳走するよ」
「ほんとっすか！？」
(ゼロのやつ、外堀から埋めてく気か！？)
「俺はキョンちゃんの手伝いに…「あ、俺が手伝うからいいよ」諸伏ちゃん！？」
(こっちはこっちで点数稼ぎか…なら)
「快斗お前腕時計が壊れたっつてただろ？俺が直してやるよ」
「え、まじ？」
(松田のやつ、なんてセコイ手を…！！)
「今度米花町にある有名なケーキ屋さんに「ちょうどキョンちゃんが好きかと思ってそこのケーキお土産に持ってきたんだ」…萩原」
(抜かりないな…)
醜い小競り合いが行われていたのだった。
─
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雹(プロフ) - 水さん» コメントありがとうございます！今まで全然気づかず申し訳ないです。教えていてだきありがとうございます。修正させていただきます！ご指摘ありがとうございます！！ (9月20日 8時) (
レス) id: 43b36fd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
水(プロフ) - ログインしないで読むと、名前変換が適用されず、萩原さんから呼ばれる時だけ「ちゃん」になってしまうのでお暇な時で大丈夫ですので直してくれるとありがたいです！よろしくお願いします！これからも更新頑張って下さい！ (9月19日 10時) (レス) @page10 id: 5700234c3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雹 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Haku_SHS/
作成日時：2023年9月10日 23時
