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３人の会話を聞きながら、風見にもっとナベについて聞き出すように指示を送る。
ん？職権濫用？？何の話だ？(すっとぼけ)
「(降谷さん…やってることがストーカーじゃ……)」
「飛田さん？どうかしましたか？」
「…いや、ちょっとな……」
「それより、そろそろ昼休憩の時間も終わりだし戻ったほうがいいんじゃないか」
「！もうこんな時間！？遅れたら警部にどやされる…！！」
深谷くんに言われ、高木刑事は慌てて飲み物を飲みきった。…もうすぐ1時間経つのか。
ちっ思ったよりもナベのこと聞き出せなかったな。
一先ず深谷くんと高木刑事のお会計を済ませ、風見には残るように伝える。
「ありがとうございました！」
「ごちそうさまでした！」
店を出る2人を見送り風見に向き直る。
現在時刻は14:30。もう少ししたら学校終わりの高校生たちで店内が賑わい始めるので、手短に話そう。
「風見…」
「は、はい！！(お、怒られる！！)」
「まずは任務ご苦労様」
「！(まさかの褒め…！？)」
「しかし、任務を遂行したとて質を問えば…」
全く今回の出来は…
「お疲れ様です、ナベ先輩!これからお昼っすか?」
「うん。例の事件の後処理が長引いてね」
「渡辺さんもポアロ行くんですか?なら丁度今が空いてて良いと思いますよ!」
「えっとダテさんの後輩の高木…くん?ありがとう」
「肝心のナベの様子があまり分からず終いだったな。普通は仕事の時にこういうものを食べるとか、ルーティンをするとか色々聞くべきことはあっただろ！！」
「は、はい…(えぇー…)」
「途中、ナベの恋人にボクを推薦したのは褒めてやろう。だがな、話が脱線しすぎだ！」
「いや、降谷さん…流石に踏み込んだ質問は……。それに私的な情報収集は流石にプライバシーの…(よし、言ったぞ！).」
「うるさ「あれ？お説教中？」！？……褒めて遣わす」
「！？！？(
何でナベがここに！？
はっ！！今の聞かれて…！？
とりあえず取り繕うと笑みを浮かべる。
そしたらうっかり変な言葉になってしまった。なんだよ、褒めて遣わすって…
「？仕事がひと段落したからご飯食べようと思ったんだけど、忙しそうだしまた今度……」
「いや、今話が終わったところだ。いつものでいいか？」
「うん」
「…(降谷さんには渡辺さんがいないとダメだ…！)」
ナベのおかげで命拾いしたな、風見！！
とりあえず今は風見よりも僕に会いに来てくれたナベが優先だ！
解放された風見が休憩前よりも疲れ切っていたのは知る由もなかった。
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雹(プロフ) - 水さん» コメントありがとうございます！今まで全然気づかず申し訳ないです。教えていてだきありがとうございます。修正させていただきます！ご指摘ありがとうございます！！ (9月20日 8時) (
レス) id: 43b36fd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
水(プロフ) - ログインしないで読むと、名前変換が適用されず、萩原さんから呼ばれる時だけ「ちゃん」になってしまうのでお暇な時で大丈夫ですので直してくれるとありがたいです！よろしくお願いします！これからも更新頑張って下さい！ (9月19日 10時) (レス) @page10 id: 5700234c3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雹 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Haku_SHS/
作成日時：2023年9月10日 23時
