DKと怖い人 ページ2
仕事が終わりいつものように萩原と松田を連れ家に帰ると鍵が開いていた。
…合鍵を持っているのは両親とダテさん、あと諸伏くらいだが…
「Aさん！」
「なんだ、快斗くんか…」
どうやら快斗くんが千景さんに鍵を借りてきたらしい。だから連絡をしてってば。
「相変わらず松田さんと萩原さんも一緒なのな」
「勝手についてきたんだって」
「人を足に使っておいてよく言うわ」
お茶を淹れて用件を聞くと、この前のミステリートレインの話だった。
「Aさん、あの金髪の人何者だ！？」
「金髪…安室さんのこと？」
「そう、あの人おっかねえよ」
「快斗くん安室ちゃんに何したの？」
どうやら殺人事件の後、訳あって変装した状態で安室さんとやり合ったらしい。…どうしてそうなった！？
「Aさんと親しそうだし、松田さんや萩原さんもさっきの反応からして面識ありそうだから、警官か…？」
さすがは天下の大怪盗、鋭いな。
快斗くんには諸伏と同じ、と言えば伝わりそうだが、むやみやたらに正体を明かすわけにはいかない。
「安室さんは毛利探偵事務所の下にある喫茶ポアロの店員だよ」
「そうそう。それにアイツ、毛利のおっさんの弟子らしくて事件現場で遭うんだよ」
「だから面識があんのか…」
「そう言うこと」
「つーか快斗は何で安室サンとやり合う事態になったんだよ。…ちゃんと勝ったか？」
「変装中にあの小さな名探偵に正体がバレてさ…」
「ああ、キッドキラーの…」
「友達を助けるために変装してくれって頼まれて…」
その言葉で察した。例の組織絡みのいざこざに巻き込まれたのか…。
降谷も潜入してるしね。
「俺じゃなかったら欺けなかったね！」
「あの安室ちゃんを欺けたの？」
「よくやった！！」
あの降谷を欺くなんて中々である。
警察学校時代、降谷を驚かせるほどのマジックをしようとあの手この手を使ったのを思い出した。
「まあ変装の技術で言ったら私が知る中でもピカイチだもんね、大怪盗さん？」
「天下の大怪盗、怪盗キッド様に不可能は無いからな！」
「さすがは黒羽盗一の息子だな」
「…何が不可能は無いんだ？」
「「！？」」
快斗くんと盛り上がっていたら、後ろから声をかけられた。
…待って、この場にいるはずがないのに…！？
「な、何でお前がここに！？」
「つーかどうやって入ってきた！？」
振り向くと、今話題の人物安室透…元いい降谷零がいた。
後ろに諸伏がいるから一緒に来たのか
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雹(プロフ) - 水さん» コメントありがとうございます！今まで全然気づかず申し訳ないです。教えていてだきありがとうございます。修正させていただきます！ご指摘ありがとうございます！！ (9月20日 8時) (
レス) id: 43b36fd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
水(プロフ) - ログインしないで読むと、名前変換が適用されず、萩原さんから呼ばれる時だけ「ちゃん」になってしまうのでお暇な時で大丈夫ですので直してくれるとありがたいです！よろしくお願いします！これからも更新頑張って下さい！ (9月19日 10時) (レス) @page10 id: 5700234c3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雹 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Haku_SHS/
作成日時：2023年9月10日 23時
