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gr「ゾム、一旦休め。作戦変更や。チーノのおかげで戦況も有利に進んどるし、この毒らしきものや今聞いたソイツの対策も取らなあかん。とりあえず、Aが起きるまでは傍についてやれ」
グルッペンがそう言うと、ゾムはAを待つため、仮拠点の中に入って行った。
em「これは大変ですね。Aさんが傷を負う程の手練。早急に新しい策を考えなければなりません」
エーミールはゾムを見送ると、先程書き留めた手帳を見ながら思考を加速させる。何かを書き付けては塗り潰し、書き付けては塗り潰し、を繰り返していた。
gr「やはり、何者かが背後にいる。あのR国がこちらに戦争を吹っ掛けてこれるほどの力を持つ者が、な」
グルッペンは知っていたかのように、ニタリと歪んでいて、されど綺麗な笑みを浮かべる。横に並んで見ていたトントンは軽く恐怖を覚えた。
gr「さあ。エーミール、作戦を考えるぞ。相手さんもびっくりするとびっきりのものをな！」
グルッペンの声にエーミールの深海へと落ちていた思考が戻る。ぎゅんと現実に引き戻され、痛む頭を押さえるエーミールは微笑みながらグルッペンの後を付いて行く。
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あまね(プロフ) - あああああああああなんか今まで見たことない感じで好きですぅぅぅぅぅぅぅ (8月22日 18時) (
レス) @page40 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハク | 作成日時：2022年9月6日 19時
