【wrwrd】目の前に推しがいるんだけど！？2【d!】【軍パロ】 (ページ1)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:7,517 hit

48 ページ1

あれから特にお互い会話することもなく、会議室まで案内された。
昨日よろしく、ショッピ様の隣へと腰を降ろすと重苦しい雰囲気の中、会議は始まった。

gr「皆揃ったな。それでは、我々式会議を始める」

チクタクチクタク。時計の針は事を急くかのように揺れる。外はどんよりと曇り始め、髪を揺らす風は無性に暑苦しい。誰もが息を飲むのがわかった。

rb「内容は2つ。ひとつ、レッター国通称R国から宣戦布告をされた。ふたつ、外部からスパイが居るとの手紙が届いた」

1本、2本と指を立てながらロボロ様は説明を始めた。

レッター国は我々国より国土も人も一回り程小さい国である。そんな小国にどれだけの軍隊が居るのか。我々国は強いと名高いが、レッター国はそのような場所で有名な訳でもない。裏でも聞いたことがない。

そんな事は置いておいて、私はこの衝動を早くどうにかしたかった。

ぱちん！と無駄にカッコよく鬱様が指を鳴らすと、ガラガラガラとホワイトボードが運ばれてきた。
ボード上には前回の物であろう幹部様方の名前が書かれたマグネットがぽつぽつと置かれており、端の方に私の名前が書かれたマグネットも置いてあった。

gr「今回の戦争にはAも参加して貰う」

一気に視線が私に集まった。

おもむろにナイフを取り出す。お気に入りの黒のナイフ。初めてのオーダーメイドでとても気持ちが昂ったのを思い出した。