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ゴルゴーン迎撃作戦会議 ページ6

シドゥリ「現在、ウルク北壁にはゴルゴーン本隊の大侵攻に備え、残された兵力を集結させております。魔獣たちも杉の森に集結し、その数は目算で10万頭。こちらの十倍以上の数です。」

「侵攻が始まれば、いくら強化された北壁でも半日は持たないだろうね。」

ギルガメッシュ「そこで貴様らの出番よ!カルデアのマスター、マシュ、マーリン、アナ、イシュタルは鮮血神殿を攻略。その他は魔獣の討伐だ。」

「...私もいいの?」

ギルガメッシュ「冥界での戦いは実に見事だった。...共に戦おう、A。」

「...!ありがとう、ギルガメッシュ王!」

アリス「鮮血神殿さえ破壊すれば、女神ゴルゴーンの権能も低下する...しかし、鮮血神殿は人が通るのは不可能に近いと聞いていますが。」

ギルガメッシュ「そこはマルドゥークの斧を用いる。あの斧ならば鮮血神殿を破壊し、内部への道を開くだろう。」

シドゥリ「マルドゥークの斧は納品済み、そのまま北壁に向かわせています。」

芥川「だが距離と時間の問題だ。目的地まで間に合うとは到底思えぬ。」

狡噛「投げればいいだろ。」

「...一回死ねば?冥界に落ちれば?」

ケツァル「30km程度なら投げてもいいわよ?」

「嘘でしょ!?」

狡噛「さすがケツァル・コアトル。この戦いが終わったらタイマンするって約束、忘れんなよ。」

ケツァル「イエース!」

「そうだ...この人たち阿呆なんだった...」

ケツァル「でも無理ね、神殿に直接攻撃するのは三女神同盟に反するわ。」

マーリン「ふっふっふっ...何も聞かず、そこは私に任せたまえ!」

「こ、この声は...!」

蓮巳「いざという時はお任せください系ろくでなしお兄さん、マーリン!」

マーリン「き、君も言うようになったね...この布を斧に巻いておくれ。私が合図を出した時に投げてくれれば、後は私が何とかしよう。私もさすがにおふざけはしないよ。」

ギルガメッシュ「マーリンの手を借りる、というのは癪だが...よい落としどころだ。」

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作品ジャンル:SF
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年3月4日 23時

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