騎士であり、プロデューサーである学生の話 (ページ41)

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アリス｢キリト...そんなっ...！｣

狡噛｢...だが、ティアマトの動きは遅くできた。｣

『ギルガメッシュ王、聞こえる！？冥界のエレシュキガルだけど！ウルクの地下と冥界との相転移完了！あとは穴を掘るだけよ！』

イシュタル｢...穴なら私に任せて。キングゥとキリトの一撃、無駄にしない！！！｣

ギルガメッシュ｢...礼を言うぞ。｣

｢え...？｣

ギルガメッシュ｢この時代にあった全てのものを動員しても、おそらくはここ止まりだっただろう。貴様らは異邦人であり、この時代の異物であり、余分なものだった。だが...その余分なものこそが、我らだけでは覆しようのない滅びに対して、最後の行動を起こせるのだ。｣

｢...ありがとう、ギルガメッシュ王。でもね、私たちが来てもどうしようもなかった。女神様が、サーヴァントが、友人が...皆が繋いできたものが、こうして力になった。あなたも、キングゥも、シドゥリも、キリトもそうだよ。｣

ギルガメッシュ｢...それでこそ、我のマスターに相応しい。時代も何もかも違えば、貴様と子を産むのも悪くはないだろうよ。時は満ちた！すべての決着は、貴様らの手に委ねる！｣

イシュタル｢ゲートオープン！｣

｢全員、衝撃に備えて！皆で手を繋ぐの！｣

シドゥリ｢はい！｣

直哉｢...ギルガメッシュ、何をしている！？｣

ギルガメッシュ｢...後は任せた、そう言ったはずだ。｣

｢...！ギルガメッシュ！手を！！！｣

ギルガメッシュ｢愛しているぞ、A。｣