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「疲れたっ!海できゅうけーい!」
藤丸「お疲れ様、シーリ。」
マシュ「お疲れ様です。」
...初めて会った二人と、王様とフォウさんと...五人で仕事をした。すごく珍しいと思う。そういえばこうしてゆっくり夕陽を眺めるのもいつぶりだろうか?海に来たのも久しい。
藤丸「シーリって何のサーヴァントなの?」
マシュ「確かにそうですね。魔力などは一切感じられませんが...」
「私は人間だよ?」
「「はぁ!?」」
藤丸「...人間であの動きはヤバい。さっき魔獣三匹が襲撃してきたとき、一瞬で片付けたじゃないか。」
「私の世界では整合騎士って役職があってね。騎士は全員私の家族だから、幼い頃から訓練を受けてきたの。」
藤丸「へー...そりゃ強いわけだ。」
マシュ「すごいです...!」
暫くすると、二人は何かを話し始めた。そりゃあ遭難してから一ヶ月近く経ってるし、ずっと話したかったこともあるだろう。
私もたまには誰かとゆっくり話してみようか。この綺麗な浜辺で、隣に誰かを連れてきて。
エルキドゥ「やあ、シーリ。」
「...エルキドゥ?」
エルキドゥ「本来ならそこの二人を殺してやろうと思ったところだけど、君がいるからね。おいで。」
マシュ「シーリさん!!!」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年2月28日 15時