. ページ5
____ああ、こんなの自分じゃない。
金しか信じるものはない。金だけが自分の信じれるもの。
伏見「ほぉら、頑張れ頑張れ...♪」
七種「スクワットこのまま一万回になったりしないよね!?俺疲れてきたんだけど!!!」
金、金、金
両親はいない。指図する人間がいなくてよかった。
伏見「罰として百回追加です。」
七種「鬼か!!!」
...金だけが
朧「危なかったな...足を失うところだったぞ。」
金だけでいい。
朧「強くなれ。誰かのために。」
金だけが...俺の信じれるものなんだから。
七種「閣下に何を吹き込んでいる?」
凪砂「茨...」
吉田「ちょっとした商談だよ。ああ、よかったら君も聞いてくれるかな?この改良したウイルスを夢ノ咲学院に広めたいんだ。金ならある。」
...ムカつくな。幼少から自分の信じるものは金だけなのに、こういう時だけ苛々...気分が悪くなる。
吉田「聞いてくれるよな?」
七種「...指図をするな。人質がいないと生きていけないような馬鹿の声、俺が聞くはずないでしょう?」
吉田「...じゃあ死ねよ。」
苦しそうに悶え、倒れている先生たち...そして先輩たちがいる。別にこのまま見捨ててもいいのに、彼奴のせいで...誰かのために強くなる、という言葉の呪いが頭に響く。
七種「恨みますよ、朧。」
吉田「へえ...!こりゃあ面白い!今まで戦ってきた者たちに二丁拳銃は存在しなかった。君はその二丁拳銃使いであると同時に...特別な子でもあるんだねぇ。」
七種「そうですね。どっかの誰かのせいで、こっちはいらない使命まで背負ってるんですよ。明日は意地でも開催させてもらいますよ、Aさん。」
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琲世 | 作成日時:2021年1月28日 21時