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真依「ヤバい...夏目のファンになっちゃった。」
西宮「それな!?あれ、Aは?」
真依「さっき舞台裏に行ったわ。もちろんAの席は予約してあるわよ♪」
メカ丸「...青葉つむぎ...推すのだとしたらそいつだ。」
東堂「春川宙ってのもよかったな。高田ちゃんには到底及ばんが、似たような輝きを感じたぜ。」
真依「...夢ノ咲学院もいい場所ね。」
ユージオ「...」
「...なに?」
ユージオ「どれだけ時を巻き戻したって、消えた命はもう戻らない。いつも結晶が僕たちを助けるわけじゃない。」
「選定者だった私が一番理解している。...それで?」
ユージオ「未来ならまだ変えれるよ。一週間後...君は新年を迎えれずに死ぬ。その運命を変えてやる。」
「...」
ユージオ「頼むから...何か返事をしてくれ。もう誰も見捨てたくない...誰からも逃げたくないんだ。アリスの時と同じように、君も助けたいんだ。」
「違う...それを望んだ訳じゃない。」
今死んだって構わない。夢はあるけど、悔いがないように生きてきたつもりだから。
「ユージオお兄ちゃん、私をあなたの生きる理由にしないで。お兄ちゃんは自分のやりたいことを生きる理由にしてほしいの。」
ユージオ「...!」
「お願い...私のためにもそうしてよ。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年1月18日 19時