アイスコーヒー ページ22
ラジオでの公開処刑があってから、忙しいのかパタッと彼らに会うことがなくなった
もしかしたらまたハンバーガー屋さんで会えるかもと思って頻繁に通ってみたけどすれ違う事さえしなかった
純喜くんに会えなくて寂しいな…なんて思ってる私は贅沢なんだろうか
目の前でよな純や純拓やるんきにも会えたんだから、一生分のいい事が全部降り注いで終了してしまったのかな
次に会えるのはライブツアーかな
まだまだ先じゃん…
今日は会えるかも、今日こそは！と思い続けて2ヶ月も経ってしまった
・
お昼休憩が終わったあと、いつものように2階のフロアで食器の片付けやシュガーなどの補充をしていた私は遠くの席に見つけてしまったのだ、愛しい人の後頭部を！！！
純喜くん…ずっと会いたかったの私…(涙目)
感極まっているのをなんとか堪えて
純喜くんに気付かれないようにそっと後ろから見守りながらテーブルを拭いていた
今日は1人なんだね
スマホをいじりながらアイスコーヒーを飲んでる純喜くん
誰かとやり取りしてるのかスマホに夢中で、たまにストローがちゃんと口に入らなくて逃げられてるのが可愛い
暫く食器の片付けなどをしていると、後ろからお客様に声を掛けられ、その方から下げてほしいと言われたトレーを受け取る
トレーを持って振り返ると、タイミング悪く私にぶつかってきた人のアイスコーヒーが私の顔に思いっきりかかった
「うわー！！ほんまにすんません！！」
「あ、大丈夫ですよ。気にしないでください」
この声は絶対純喜くんだ！と思いながら顔を上げる
JK「Aさん！迷惑かけてばっかりでほんまにすんません…あー、もうどないしよう。前髪にもワイシャツにもアイスコーヒーかかってしまってシミになってまうやん！床もこんなにびしょびしょにしてしまって申し訳ないです…」
もみあげを手で押さえながら眉毛を八の字にして慌てている
目の前でこの癖が見れるなんて嬉しい！
「ほんとに気にしないでください」
JK「でも…」
「床は拭けば綺麗になりますし、ワイシャツも洗濯機で洗えば落ちますし」
JK「アイスコーヒーまだいっぱい残ってんのにスマホ見ながら俺が片付けようとして周りをちゃんと見てなかったせいなんです。ほんまにごめんなさい…」
推しの飲みかけのドリンクを顔に浴びて、心の中で「むしろ聖水」なんて思ってる私は変態なんだろうか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 431人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
JAM♪JAM(プロフ) - mihoさん» 感想すごく嬉しいです🥲🩵2章が待ち遠しいなんて言って下さって執筆意欲爆上がりしちゃいました🙌応援にお応えできるように頑張ります！コメントありがとうございました😊💕 (4月1日 11時) (
レス) id: d7918c0e20 (このIDを非表示/違反報告)
miho(プロフ) - この作品も更新されるたびにキュンキュンしながら読んでいます。48話の最後の終わり方凄く気になって第2章が待ち遠しいです！これからも応援しています☺️ (3月31日 22時) (レス) @page48 id: 2f29cbe89f (このIDを非表示/違反報告)
JAM♪JAM(プロフ) - ゆかさん» こちらにもコメントありがとうございます！「ハートの検証」と「種類の違うイケメン」にるんき登場させました🩵👑楽しんで頂けると嬉しいです😊 (3月6日 21時) (レス) id: c71b28a00d (このIDを非表示/違反報告)
JAM♪JAM(プロフ) - いちごさん» リクエストありがとうございます！「待ちに待った」の話にヒロイン目線ですが純拓書かせて頂きました🩵🍓楽しんで頂けると嬉しいです😊 (3月6日 21時) (レス) id: c71b28a00d (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - あたしるんき推しなのでるんきのわちゃわちゃしてるとこと小競り合いしてるとこがみたいです(/ω＼)♡ちなみに個人では瑠姫くん推しです♡ (3月6日 19時) (レス) id: 826cdd421b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：JAM♪JAM | 作成日時：2024年3月1日 11時
