怠惰な尻尾が13本 ページ48
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リドルもそう思っていたらしい。
｢……うーん。
ボクが犯人なら、彼らを狙うのは最後にするよ。
あの2人……
特にフロイドの方はあまり近付きたくない。」
そうリドルが言い終わった後、
間延びのした声が聞こえたきた。
｢あ〜〜〜。金魚ちゃんだ〜〜〜！」
そんな声を聞いて、リドルは目を見開く。
｢うっ！見つかった！」
……金魚ちゃんに気を取られて
わらわに気が付きませんように。
｢金魚ちゃん、こんなところでなにしてんの？
かくれんぼ？楽しそうだね。」
早口で捲し立てる普通にヤバい方。
｢フ、フロイド。
ボクのことを変なあだ名で呼ぶのはやめろと
何度言わせるんだい？」
｢だって、小さくって赤いのって、金魚でしょ？」
確かにそうだが。
ならばお主を『普通にヤバい方』と呼んでも、
事実なのだから良いではないかと思った。
｢なんか変なヤツなんだゾ。」
｢わー、しゃべる猫だ！おもしろ〜い。
ねえねえ、ギュッて締めていい？」
無邪気に距離を詰めてグリムを怖がらせる。
｢し、締める！？やめるんだゾ〜！」
良き判断だ。
うんうんと頷いていると、いやぁな声が聞こえた。
｢あー、テトラちゃんいんじゃん…！｣
｢……わらわは！先輩！！歳上！！！
敬語ぉおお！！｣
身振り手振りでアピールするが、無謀に等しかった。
ぎゅうぎゅうと絞めつけてくる。
いつかわらわに無礼をはたらいたことを
後悔させてやるっ…
｢話を聞けバカっ！｣
｢ウケるー。
テトラちゃんは、やっぱテトラちゃんだねぇ。｣
｢だから変なあだ名はやめいっ！｣
じたばた暴れていると、片割れがやってきて
わらわをチラッと見た。
｢おや、ハーツラビュル寮のみなさんお揃いで。
そして哀れなテトラさんも。」
クスッと笑われた。
くっそう、惨めだ！
｢その余裕そうな顔を思いっきり歪めてやりたいっ！｣
｢Aくん抑えて！！
絶対かないっこないから！｣
｢まずはケイトからか！｣
｢それもやめてっ！
なんでいっつもオレを攻撃しようとするの！！｣
｢…勝てそうだから！｣
｢何気に酷いこと言ったよねAくん！｣
バッとケイトが振り返って、わらわを見据える。
すまぬって。
｢おお、獰猛なネオンテトラだこと。
もしや、マジカルシフト大会に向けての
敵情視察ですか？」
まあ…そんなところか？
あれ、本来の目的ってなんだったっけ。
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らび - ｳ“ｩ”ﾝ“好きです!! 好きです!!! (( (9月17日 17時) (
レス) @page48 id: 8bf3f09ffa (このIDを非表示/違反報告)
テトラネオン - 来世は天海くんと最原くんのかれぴになりたいさん» あ、ありがとうございます…！これからも可愛い主人公くんの学園生活を見ていただけると嬉しいです！ (2021年7月26日 9時) (レス) id: 4b86074b33 (このIDを非表示/違反報告)
来世は天海くんと最原くんのかれぴになりたい - あーーーーーーー夢主くん可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛いカワイイすき (2021年7月25日 16時) (レス) id: 06f475297c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テトラネオン | 作成日時：2021年6月20日 0時
