第6話 ページ6
国王視点
力
さっき侵入者が来たと兵士から報告があった、
「そんな１人の侵入者何て、兵士が何とかしてくれる。兵士達には、大金を注ぎ込んでいるのだからな守ってくれないと注ぎ込む意味がない」
すると、ノック音がして1人の兵士が入ってきた
兵士「申し上げます！侵入者の行方を、見失いました。なのでどこからくるのかもわかりませんので、小官(しょうかん)がお守りします！」
そんな報告をしてくる兵士に無性にイラっとした。だからその兵士の頭を強く掴んで言った
国王「何故見失なったのだ！何故1人の侵入者ごときに見失なったのだ！お前らには大金を注ぎ込んで養ってやっているのだぞ！それが分かった上でそんな報告をしているのか！」
そんなことを言うと兵士は、怯えたように体をビクつかせた、その後兵士は、土下座をして言った
兵士「申し訳ありませんでした」
国王「それにわしのことを守るだと！お前のような、無能力者に守られるほどわしは弱くない！ここで能力を使ってお前を殺しても良いのだぞ！早く侵入者を見つけて、ここに連行してこい！」
そう言うと兵士は、そそくさと逃げて行った
国王「ふん、あんな無能力者がいてもわしの邪魔になるだけだ！ふざけたことをぬかしおって！」
そうしてイライラしていると、不意にダクトが開いて人が落ちてきた
国王「何者だ！わしの部屋に見境なく入るとは、何様のつもりだ！」
そう言って落ちてきた奴を見ると青パーカーで、変な布を顔につけた図体のでかい"奴"が立っていた
国王(！こいつ！報告にあった侵入者か！)
国王「貴様侵入者だな！ここでわし直々に殺してやろう！」
国王(何なのだこいつ、まあ良いここで能力を使って殺すまでだ！)
国王『黄昏の中に在りし死の漆黒よ、思うがままに願う。汝の力、〔水〕を持ってこの物に罪を。我は願う。汝の力による奇跡を。』
国王「死ねー‼」
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作者名：月翔 | 作成日時：2019年6月28日 23時
