第19話 ページ20
ゾム視点
ゾム(なんやねん今の！俺がスパイだってわかってんのか！それならまずいぞ！早く逃げねぇと！)
そうしてゾムは演説会場からそそくさと逃げようと出口の方を向いた瞬間、
元侵入者が、言った
元侵入者「そこのゾム？だっけ？緑のパーカーを着てる強そうな人！これが終わったら元国王の部屋に来てくれ！話しがある
君に質問があるんだ、
別に君の耳についているインカム？で連絡を取ってもいいんだぜ！
出来るんならなぁ！
そう言って元侵入者は、意味の分からないことをさっき俺に見せたのとは違う喧嘩を売るような、蔑むような表情をして吐き捨てた、
ゾム(まずい！完全にバレてやがるぜ！だが、連絡してもいい？何を言ってるんだ！それにインカムの存在を知っている？！)
その後また元侵入者は演説を再開した
ゾムは意味がわからないようで、その場に立ち尽くし、演説が終わった後も目を真ん丸にし、演説会場に1人立っていた
そしてそれに気づいたゾムの知り合いの兵士が言った
兵士仲間1「おい、どうしたんだ？てゆうかさっき乱翔？dio？だっけ？そいつにお前呼ばれてなかったっけ？」
ゾムは、そこで我に帰り返事をした
ゾム「あぁ、なんだろうな」
ゾムは心なしかいつもの元気が無くなっているよう
だった
ゾム(取り敢えずグルッペンたちに報告をしねぇと！)
ゾム「じゃあ俺呼ばれてるから行くは」
兵士仲間1「おおう、行ってらっしゃい」
兵士仲間2「なんかあいつ元気なかったな」
兵士仲間1「あぁどうしたんだろうな？」
ゾムはそうして兵士仲間から逃げるように人気のないところに移動すると早速仲間に連絡しようとした
だが、それは見事に発信妨害によって閉ざされた
ゾム「チッ！そういうことだったんか！」
ゾム(くっ、これじゃあ無理だ連絡できねぇ)
ゾム(それにスパイだってことがバレちまってるってのに………取り敢えずあいつの部屋に行って見るしかねぇか)
そしてゾムは念のために、銃や剣を隠し持って元国王の部屋に行った
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言い忘れていましたが
dioは、イタリア語で「神」です。
なぜイタリア語なのかわ、作者がイタリアが好きで覚えようとしているからです
ちなみに「暗殺集団Strategie」
のStrategieはドイツ語で戦略です。ドイツが好きだからです
以上作者の戯言(ざれごと)
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作者名：月翔 | 作成日時：2019年6月28日 23時
