第18話 ページ19
引き続き乱翔視点
スパイは例えこの国が弱小国のオワコン国家だったとしても、何か変化があれば上へ報告するようにと言われているはずだ！
侵入者1人で国を乗っ取ったんだ！
それにいきなりこの世から戦争を消してみたいとか言って爆弾発言を落とされたらスパイは上司に
「報告しなければ、」
と、いう
「使命感」
に襲われるだろう！
だから演説を行っている途中、ひとりでに強い使命感に駆られているやつがおそらくスパイだ！
さぁ行こう！スパイ探しだ！
ガチャ(演説を行う場所につながる扉を開けた音
乱翔(ヒッヒッヒどうなるかなぁ！)
そこには大量のボロボロになった兵士たちがいた
おそらく国からの軍に対する支援は雀の涙ほどしか入ってなかったのだろうとたやすく想像できる
そして俺は始めた
演説も後半になってきた頃
乱翔(そろそろ感情に変化が起こる時だろうな！)
乱翔(どれどれー？
『心の闇を暴く冷徹なものよ、この声に応え叫ぶ。汝の力、〔精神〕罪人に罪を与えよ。我は乞う。汝による正義を。』
)
乱翔(ぅん！なんだ一人だけ使命感を抱いてる奴がいるぞ！)
乱翔(こいつがスパイだなぁ！)
乱翔(こいつ誰だ？、よし凛翔に調べさせよう！)
そして俺は心の中で俺をじっと見ている凛翔に心の中で言った
乱翔「おい！スパイが見つかったぞぉ！取り敢えず牽制しとくから調べといてくれぇ！誰なのかによっては自分で動いてくれぇ！何かあったら教えてくれぇ！」
そして凛翔は創造主から密かにもらったこの世界の人物名簿を見始めた
乱翔(ん〜取り敢えずスパイに俺はもうお前を特定しているぞぉ！と、いう牽制も含めて睨んでおこう！)
そして俺は緑のパーカーのフードを深くかぶった見るからに怪しそうな男に目を向けて
笑いながら目を合わさせた
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作者「乱翔の睨むのは、笑いながらは、目が死んでいてハイライトがないけど口は笑ってるみたいな、恐怖を感じさせるような感じの笑い
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作者名：月翔 | 作成日時：2019年6月28日 23時
