神様御用達の暗殺者dio【wrwrd編】 (ページ17)

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第17話ページ17

作者「少し遡るよ」

雷神視点

私は今、まだ国王の部屋に居る。理由は簡単だ、この国の兵士が来るのを待っているのだ。

雷神(来たところで国王は死んでいるし、それにまずあのドアを開けることができるのかも怪しいところだな)

すると足音が聞こえてきた。それは段々と大きくなっていき、ついに私がいる部屋の丁度前で止まったそして次に扉の前にいるであろう兵士の声が聞こえてきた

兵士「大丈夫ですか国王陛下！」

雷神「...」

当たり前だが私は喋れないので返事はしないし、まず国王では無い

すると国王の声が聞こえず何の物音もしない部屋の様子を聞いた兵士は国王に何かあったと思いドアを開けようとした。

だが、やはりドアは開かない、

雷神凛翔(乱翔、)

乱翔？(何だい？)

雷翔(今からお前と変わるから、今からお前らの長になった事を今からこの部屋に入ってくる兵士に公言しろ

ついでに今から演説をすると言って大広間に集まらして、

スパイの特定と

兵士達を演説で納得させて
欲しい)

乱翔？(りょーかい！)

そうして私は乱翔と人格を交代させる為に心の中で唱えた

『聖域を覆う闇と影よ、形となりて願う。汝の力、〔交差〕を持って我と我の友に見せよ。我は乞う。汝の力による調和を。』

そして私は段々と体を自由にうごかせなくなっていった

乱翔？視点

俺はいつも見ていた

凛翔が行ってきた事を、

そして今！俺の番が来た

凛翔が何で俺に体を渡したのかはおそらく大嫌いな人間の前で堂々と喋るのが嫌だったからとか

俺の方が演説をする能力とか、統率力が高いと思ったからなどもあるだろう

だが、一番大きいのはやはり"スパイの特定"のことだろう

凛翔は相手の次に起こす行動がわかる能力を使うことが出来る

でも、

それは人のプライバシーや知ってはいけないことも知ってしまう可能性があると思ったんだろう

その点に関しては優しい奴だなとつくづく思ってしまう

でも俺の能力が、そういうことに役立つという事は、俺自身分かっているので、頼まれて単純に嬉しかった

俺の能力は、凛翔が創造主に貰った力の半分で、凛翔とは反対の〔破壊〕を司る能力を創造主から貰った。

だが俺にはその能力とは他に最初から持っていたものがあった

それは、〔精神〕を司る能力だ！他にも感覚や感性も司っている