【村正が三十三振り】 ページ33
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「うへー…何で鍛刀してねぇのに資源不足に……」
平野と前田が資源を収納している蔵を掃除していた時に、資源が少なくなっていることに気付き、わざわざ俺に報告しにきてくれた。
確かに二人の言う通り、資源箱の半分以下にもなっている資源達。君達先日のイベントで来たばっかりの子達の筈では？
まさか…俺、無意識で鍛刀しちゃってるとか…！ ？
「それは大丈夫かと思いますよ」
「若しもそんなことがありましたら、主さまは今頃スヤスヤとお休みになっておられますから」
「うーーん、的確なツッコミありがたいんだが俺声に出しちゃってた感じかなー？」
「はい」
「バッチリと」
「忘れて欲しいなぁ」
へらへらと笑いながらも、原因が何だろうかと探る。
が、何一つヒントになりそうなものは見付からず、結局手入れ回数が増えたことが原因だろうとあっさりと片付けられた。
うん、まぁそれが一番妥当な意見だと思うけどね。こういうことにはあんまり深入りしない方がいいって俺の勘も言ってるし。
俺は特に報告書にもそのことは記述せず、こんのすけに提出した。
陽当たりがいい縁側でのんびりと平野が淹れてくれたお茶を飲みながらぼーっとしていると「あるじさまああ！」と、短刀達の悲鳴に近い叫び声が聞こえ、何だ何だと平野と顔を見合わせる。
声色から察していたが、俺の元に走って来た短刀達は顔を青くさせてぶるぶると震えていた。珍しく小夜までも皆と同じ様にビクビクと俺の背中に引っ付いている。
「おいおい…何があったんだよ」
「ゆっ、幽霊が出たの！」
「ゆーれー？」
「
「そ、そうです！ むこうのにわであそんでいたら、とつぜん、くらからものおとがして、みんなでみにいったんです」
「そ、そしたら……黒い影が、僕達の前を通り過ぎて、いって…」
その幽霊とやらを思い出してしまったのかまた震え始めてしまい、いまつるに限っては半泣きだ。よしよしと頭を撫でてやるとわっと泣き出してしまった。
そんなに怖かったのか……。ていうか、そんな
「こんのすけ…は、もう政府に戻ったし、打刀と脇差メンバーは遠征中だし…。薬研は？」
「呼んだか大将」
「…は、ここかー」
何だかここ最近変なことがよく起きるなぁ…。早めにお祓い頼んでおくか？ でも俺ああいうの全く信じないたちだから…効果が薄まりそうだな。
結論。お祓いできる大太刀さん来てください。
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コンペイトウ(プロフ) - 世界のバカっこ！さん» ＞＞速攻身バレ＜＜ 見て下さったんですねー！有難う御座います！(''◇'')ゞ (2017年6月25日 18時) (
レス) id: 9ff541469f (このIDを非表示/違反報告)
世界のバカっこ！(プロフ) - コンペイトウさん» 更新頑張らせていただきます！！ (2017年6月25日 17時) (レス) id: 391940a815 (このIDを非表示/違反報告)
世界のバカっこ！(プロフ) - コンペイトウさん» 「腰痛持ちて知られておっさん扱いされるかと思ったが援護されてめっちゃ安心」by審神者 もしかしてい「工？刀種？苦無ダけど」のコンペイトウさんですか！？わわ、私あの作品の大ファンでいつも見てます！！大好きな作品の作者様にコメントしてもらえて感激ですっ！ (2017年6月25日 17時) (レス) id: 391940a815 (このIDを非表示/違反報告)
コンペイトウ(プロフ) - 大丈夫です審神者さん。私去年までは〇学生だったのに今軽く腰痛持ちですから。足腰が完全におばあちゃんですから。更新頑張って下さい (2017年6月25日 17時) (レス) id: 9ff541469f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：世界のバカっこ
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年5月19日 18時
