【村正が三振り】 ページ3
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「いやー、ごめんね。あ、俺ささっき見た通り霊力人並みちょいくらいだからあんな風に鍛刀後とか手入れ後はぶっ倒れるんだよね。そこんとこ把握よろしく」
「わかりました」
「この世界のことについては加州から聞いたんだっけ？ 」
「はい。今世は自身で自身を操るのデスね。誰かに操られるわけでなく自身で」
「うーん、まぁそんな感じそんな感じ。難しい事考えると永遠ループだから省くね」
出陣の事や内番の事や話の合間に兄弟はいるのかと聞いたり(まだウチにはいない槍の「蜻蛉切」という奴が1人いるらしい)突然「脱ぎまショウか？ 」とか問題発言されて殴りかけたり色々あったがなんとか基礎の基礎を頭に入れてもらい今日は終わり。
後はもう流れに身を任せるしかねぇしな。俺だけじゃなくて刀同士で話す事も必要だし。うんうん。
一人で勝手に脳内解決をする俺。
「あ、言い忘れてたわ。俺の名前は葉月。葉っぱの葉に月。もちろん審神者名だぜ」
「よい名デスね」
「適当につけた名前だから良いも悪いもねーよ。さてと、んじゃあ本丸の案内は近侍の加州に任せるからわからない事があったらそいついに聞けよ。おーい、加州ーー！ 」
ドアの側で待っていたのか加州と名前を言い終わるか終わらないかの刹那、パーンっと音を立てて「呼んだ主！ ？ 」とキラキラした期待の目で俺を見る加州。
村正に本丸の案内をよろしくと言ったら一瞬顔が曇ったが直ぐにいつもの明るい顔になり「分かった」と村正を連れて部屋から出て行った。
「そう言えば村正ってレア刀だっけ…？ ま、レア刀とかはどうでもいいとして、打刀が入ってくれたのはだいぶ戦力になるぞーー！ 」
グーッと背筋を伸ばし畳の上に転がる。
一振り打刀が加わるだけでこんなにも肩の荷が下りるとは…鍛刀して正解だったな。
馬鹿政府の言葉に右往左往する己の無様な姿に鼻で笑う。たまには、つーか政府には逆らってなんぼ。あれだよ、規則は破るためにある的な馬鹿中学生が考えそうな理論に今日は俺も乗っかるわ。
一体俺はいつからこんなクソみてぇな性格になったんだか。
審神者になる前は普通の男の子だったんだけどなぁ〜性格こじらせすぎな俺〜。
村正という新たな仲間を手に入れ俺は呑気に浮かれ、その日はお気に入りの酒ビンを開けた。(言っておくが俺は立派に成人してる大人だからな！ )
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コンペイトウ(プロフ) - 世界のバカっこ！さん» ＞＞速攻身バレ＜＜ 見て下さったんですねー！有難う御座います！(''◇'')ゞ (2017年6月25日 18時) (
レス) id: 9ff541469f (このIDを非表示/違反報告)
世界のバカっこ！(プロフ) - コンペイトウさん» 更新頑張らせていただきます！！ (2017年6月25日 17時) (レス) id: 391940a815 (このIDを非表示/違反報告)
世界のバカっこ！(プロフ) - コンペイトウさん» 「腰痛持ちて知られておっさん扱いされるかと思ったが援護されてめっちゃ安心」by審神者 もしかしてい「工？刀種？苦無ダけど」のコンペイトウさんですか！？わわ、私あの作品の大ファンでいつも見てます！！大好きな作品の作者様にコメントしてもらえて感激ですっ！ (2017年6月25日 17時) (レス) id: 391940a815 (このIDを非表示/違反報告)
コンペイトウ(プロフ) - 大丈夫です審神者さん。私去年までは〇学生だったのに今軽く腰痛持ちですから。足腰が完全におばあちゃんですから。更新頑張って下さい (2017年6月25日 17時) (レス) id: 9ff541469f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：世界のバカっこ
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年5月19日 18時
