【村正が十一振り】 ページ11
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勢いよく襖が開き近くで準備をしていた俺は何だ！ ？ と、振り返るとそこには額には汗が流れていて、柱に手を置き体を支えながら乱れた呼吸を正そうとしている堀川の姿が。
「ごめんね！ 今から昼餉作るか、……ら？」
「おー堀川。どうした、そんな汗かいてまで走って」
「え、いや……えっと、主さんが作ってくれたの？」
ああ、そう言えば堀川も結構後に来たから俺が料理作れるって事知らなかったな。
この驚き様にも納得する。
「こんな俺でも料理は出来るんだよ。と言っても、堀川みたいに手際が良いわけでも、味に自信があるわけでもねぇけどな」
「すぐに主さんは自分を下に見ちゃうんだから……駄目だよ」
「へーへー。そーえばあいつら遅いな」
「あいつらって？」
「第一部隊の奴ら」と俺が返事する前に転がる様に部屋に入って来た今剣。続いて前田、平野、……と次々とこちらも堀川同様汗だらけで入って来た。
大きな溜め息を吐きながら「流石に疲れました……」と最後に入って来た村正。こいつもこいつで若干汗をかいている。
疲れました言ってるわりには傷は少なそうだし……。
一番に部屋に入って来た今剣が俺の方を見てパッと顔を明るくさせた。
「あるじさま！ ぼくがいちばんでしたよ！」
「お、おお……？ 確かにお前が一番に入って来たな」
「えっへん！ それにきょうのほまれはぼくがいちばんとったんですよ！ だからほめてください！ あるじさん！」
「今日の誉は今剣か〜よしよし、よく頑張ったな」
「えへへ〜」
今剣の目線に合わせてよしよしと頭を撫でてやると嬉しそうにはにかむ今剣に母性愛が芽生えた気がした。男なのに。
「ぼ、僕だって頑張りました！」
「僕も主君のために頑張りました！」
「俺も俺も！ ！」
目をキラキラと輝かせて俺を見る三人。サングラスホシィ……。
因みにその三人とは前田、平野、加州だ。今剣が褒められているのを見て羨ましくなったんだろう。
素直に撫でて欲しいって言えばいくらでも撫でてやるのに……ったく。
「ん」と腕を広げると前田や平野、加州以外ににっかりや村正も飛び込んで来たのは予想外で俺の腰が逝った。
パソコン何時間も同じ姿勢でやってるとマジ死ぬんだよ。この歳で腰痛物だよゴラァ！文句あんのか！ ！
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コンペイトウ(プロフ) - 世界のバカっこ！さん» ＞＞速攻身バレ＜＜ 見て下さったんですねー！有難う御座います！(''◇'')ゞ (2017年6月25日 18時) (
レス) id: 9ff541469f (このIDを非表示/違反報告)
世界のバカっこ！(プロフ) - コンペイトウさん» 更新頑張らせていただきます！！ (2017年6月25日 17時) (レス) id: 391940a815 (このIDを非表示/違反報告)
世界のバカっこ！(プロフ) - コンペイトウさん» 「腰痛持ちて知られておっさん扱いされるかと思ったが援護されてめっちゃ安心」by審神者 もしかしてい「工？刀種？苦無ダけど」のコンペイトウさんですか！？わわ、私あの作品の大ファンでいつも見てます！！大好きな作品の作者様にコメントしてもらえて感激ですっ！ (2017年6月25日 17時) (レス) id: 391940a815 (このIDを非表示/違反報告)
コンペイトウ(プロフ) - 大丈夫です審神者さん。私去年までは〇学生だったのに今軽く腰痛持ちですから。足腰が完全におばあちゃんですから。更新頑張って下さい (2017年6月25日 17時) (レス) id: 9ff541469f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：世界のバカっこ
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年5月19日 18時
