No.64 ページ16
真っ暗闇でAを捕まえ、そして着替えさせた。
そして俺はAを抱えてお姫様抱っこで、ロマンチックに、おとぎ話のシンデレラにAを仕立て上げた
自分でやっておいてだけど、本当にシンデレラみたいで、宝石、蒼の涙もよく映えていて綺麗だと思った。
カメラや、その場にいた奴等は全員驚いた顔でこちらを見た。
そしてアイツも驚いた顔でこちらを見てくる
━━━”姉ちゃん”の幸せを願うのは”弟”の俺の仕事だけどよ…
━━━━━━━━━━━━━━”ただではくれてやるかよ。”
…完全に巻き込むけど、”俺の最後の我儘”聞いてくれよな。
俺はAの頬にキスを落とす
横目でチラッとアイツに目を向けた
…おーおー、ショックな顔してやんの。
俺は少し満足気な顔をする
そして煙を発動させ、その場から消えた
━━━━━優雅にハンググライダーで空を飛ぶ。
Aは語彙力を失う位喜んでくれていて、俺も思わず笑っちまう
そして建設中のビルに降ろし、名探偵と、アイツがお迎えに来る
アイツは俺等の関係を怖い顔して聞いてきた
俺等は顔を見合わせる
誤魔化せ、私が見繕うから。と言いたいんだろうなこれは。
━━━━━そして俺は、今まで”快斗”として言えなかった気持ちを言った
”怪盗キッド”なら伝えられる
まぁ、案の定アイツは誤魔化すための嘘だと捉えたけど、それでもよかった。
やっと伝えられた。
俺は手の甲にキスを落とし、そしてその場を去った
━━━━━━━━━━
そして現在。
Aはあの野郎にやられたのか、キレて俺らの元に協力者として現れた
今回Aと宝石をを盗むのに、本人を交えての打ち合わせ。奇妙な話だけどワクワクしている俺がいた
そして、着信が入りAとアイツの微かに聞こえる会話を聞いていた
《…1つ、俺と賭けをしろ。》
「…え?賭け?ですか?」
賭けの内容を聞いて、俺は咄嗟に返事をしようとしていたAの口を塞ぎ、ミュートボタンを押す
俺はAのスマホを手にして笑う
快「…少し借りるぜ。」
そう言ってお店を出て裏通りの人のいない所に移動した
そしてミュートボタンを押して解除した
「……こんばんは。若き探偵さん…いや、”王子様”お久しぶりです。」
怪盗キッドとしてそう話すと
《怪盗キッド…!?》
と驚いた声を上げていた
俺はその声を聞いてニヤッと笑った。
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とろろ - いいところで止めないで!続き待ってます! (2023年1月21日 17時) (レス) id: f76190de27 (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 更新待ってます!お願いします!! (2022年9月23日 2時) (レス) @page36 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
亜莉沙(プロフ) - 続きがすごく気になりす…!!是非お願いします!!!! (2022年5月18日 2時) (レス) @page39 id: 7ba5f4dac6 (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 続きお願いします! (2022年4月26日 4時) (レス) @page39 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
W.m(プロフ) - とっても面白いのでもう5周ぐらいしてしまいました。更新楽しみに待ってます! (2022年4月23日 21時) (レス) @page36 id: 63cab791a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アレン | 作成日時:2018年5月31日 4時