No.61 ページ13
快「━━━━━んじゃ、Aは今言った事をジイちゃんと協力で動いてくれるか?なるべく当日前には終わらせてくれ。」
「余裕。明日明後日に終わらせる。」
ジ「お嬢様、用意が出来ましたらまた打ち合わせさせていただきます。その時に…。」
「わかった、連絡頂戴。仕事で遅くなるかもしれないけどそれでもいい?」
「かしこまりました。」
快斗とジイちゃんに許可を貰い、打ち合わせに参加していると
私のスマホに着信が入る
「━━━━あー…。」
スマホの画面に表示された名前を見て曖昧な声が出る
快「…例の危ねーやつか?」
快斗とジイちゃんは察した様な顔を私に向けた
……この2人なら大丈夫か。
私は画面を操作して通話ボタンを押した
「はい、お疲れ様です。どうなされましたか?」
私はいつも通りを装い、電話に出る
《…今何処にいる。》
いつもより声のトーンが低い。私は少し恐怖に感じるが、いつも通りを装い、返事をした
「今ですか?今は実家にいますが…。」
この場所は言わない方がいいだろうと思い、咄嗟に実家と嘘をつく。
《実家?…家には今日は帰らないつもりか?》
「え?あー…まぁ…。…降谷さんちなみに今どちらに…?」
《ポアロから出た所だ。》
「…お疲れ様です。」
怒っているねぇ…。ま、怒らせたの私だけど。
「…えっと、仕事で何かありましたか?と言うより、しばらく連絡出来ないと言っていませんでしたか?」
《連絡は出来ないと言ったが、連絡を取らざるを得ない状況にしたのはどこのどいつだ。俺に喧嘩ふっかけておいて。》
「別にふっかけてませんよ。あれは、本音を述べただけです。それより、降谷さんの方こそ大丈夫なんですか?組織の方は…。仕事今あるんですよね?土曜日来るとか言っていましたが難しいですよね?」
《誰に向かって言っているんだ。無理矢理作る。約束破って勝手にキッドに会おうとしている馬鹿な部下の首輪のリードを持っていないとだからな。》
「…は?私は貴方の所有物じゃないです。
そして降谷さんがいる所で会うと言いました。報告はしています。どっちみち会わないと世間から反感を買いますし、相談役を助ける意味でそう言ったんです。完全に私情ですし、貴方の立場的に、今回の参加もかなり危険があります。無理しないで来なくてもいいんですよ。」
私はそうムカつきを抑えて話す
快斗とジイちゃんは顔を引き攣らせながらその様子を見ていた
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とろろ - いいところで止めないで!続き待ってます! (2023年1月21日 17時) (レス) id: f76190de27 (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 更新待ってます!お願いします!! (2022年9月23日 2時) (レス) @page36 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
亜莉沙(プロフ) - 続きがすごく気になりす…!!是非お願いします!!!! (2022年5月18日 2時) (レス) @page39 id: 7ba5f4dac6 (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 続きお願いします! (2022年4月26日 4時) (レス) @page39 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
W.m(プロフ) - とっても面白いのでもう5周ぐらいしてしまいました。更新楽しみに待ってます! (2022年4月23日 21時) (レス) @page36 id: 63cab791a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アレン | 作成日時:2018年5月31日 4時