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No.44 ページ46

「はい、わかりました。後日また連絡しますね。」

ベルモットからの通話を切り、店内に再び戻るとAは机に突っ伏してすやすやと眠りについていた

零「…あぁ、すまない。うちの連れが。」

バーテンダーにそう軽く謝るといいえ、大丈夫ですよと返される

「普段1人で来られる貴方が可愛らしい方を連れてきたものですからいいものが見れました。」

随分と情熱的ですねとバーテンダーが俺に静かに笑いかけてきた

「…意味は言ってないよな。」

少し危惧している事を聞くと、

「意味は言っていません。ですがお酒には素敵な意味がありますよと豆知識を少しだけ…。」


と返される。


「はぁ…まぁ、いいか。チェックお願いします。」

そう言って俺はカードを取り出し、バーテンダーに渡した

そしてチェックを済ませ、Aの肩を軽く揺する

「んんっ……。」

何とも色気のある声を漏らすが、起きる気配はない。

居酒屋であれ程ビールを飲んで、そしてここでも割と飲んでいるから起きないのも無理はないか。むしろよく俺と割と最後まで会話が出来たものだ。

やはりAはお酒は強い方なんだなと思う。

「タクシー1台お呼びしております。」

バーテンダーにそう声をかけられ、お礼を言う。


「また是非いらしてください。お待ちしております。」


「あぁ、ご馳走様。」


バーテンダーに挨拶を済ませ、Aと俺の鞄を持ち、そしてAをそっと抱えて店を後にした


来たタクシーにAを乗せ、俺も乗り込む。

ここからなら俺の家は近い。まぁ、しょうがない…よな。


運転手に俺の住所を伝え、そして家に向けて走り出した。





家に着いて荷物とAを抱えてタクシーを
降りて、そのまま抱えて家のロックを解除し、家の中に入った。


そのままベッドに向かい、そっと降ろす。


スーツ姿のAを起きるように声をかけて見ると、んんっと声を漏らし、微かに目を開けた

「あ、起きた。おい、服貸してやるから着替え……。」

そう言い切る前にAは身体をゆっくり起こしていきなりジャケットを脱ぎ出す。

そしてシャツのボタンも外し始めた


「ちょっ…!」

前に俺がAの家に泊まった時も無意識で着替えをしようとした。まさにまたそれが行われようとしている。

俺も今は酒が入っている。今脱がれたら色々保てるかわからない。

慌ててスエットを用意してAに押し付けて俺は部屋を急いで後にした。

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yuyuyu(プロフ) - 降谷さん推しの自分には最高の作品です!!細かいかもですが風見くんの一人称自分ですよ! (2022年4月26日 15時) (レス) @page36 id: a946daa559 (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - souさん» お返事遅れてすみません。ありがとうございます!とても光栄に思います! (2022年4月18日 13時) (レス) id: 227d2dfa97 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 零さん素敵!!大人の魅力溢れすぎてドキドキしちゃいました♡♡ (2022年3月13日 20時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - カトレアさん» コメントありがとうございます!かっこいいって言ってくれたのが嬉しいです!!続編でも是非とも読んでいただけると嬉しいです!!本当にありがとうございます! (2018年6月1日 1時) (レス) id: ab7db67b39 (このIDを非表示/違反報告)
カトレア(プロフ) - もう、アカーーーン!!!!ってニヤニヤしすぎて叫びましたよ←零ちゃんカッコよすぎかね…… (2018年5月31日 22時) (レス) id: 6433e9a6c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アレン | 作成日時:2018年4月25日 2時

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