No.4 ページ5
「何してんだアンタ!!!!」
私は声を荒らげた
上司は顔だけコチラをチラッと見るように向けた。その顔はいつものあの腹立つ顔で
零「”可愛い”と”鬼上司”に腹がたった。」
仕返しだと言うとククッと笑った
私はその顔に苛立ちと恥ずかしさで体温が急上昇する。
「まっ…!まず離れて下さい!!」
私がそう叫ぶとは?と言う顔をされる。
いや、こっちがは?なんですが。
零「……お前、昨日の事覚えてないのか?」
「え?昨日ですか?」
え、私は何かもしかしてしてしまったの?
私は昨日を必死で振り返った
仕事して、車に引きずり込まれて…。
……そこから先わかんねぇ。
「…すみません。昨日車で寝てしまった後の事私覚えてないのですが…。」
何か失礼な事もしかしてしてしまいました…?と不安げに尋ねた
すると上司は一つ溜息をを零した
零「…あんなに大胆だったのにな。」
は?大胆…?
そして私はある重大な見落としに気付いた
私の格好
スーツじゃない。いつ着替えた?
いつもの家の格好で慣れすぎて気づかなかった。いつ、Tシャツとショートパンツの姿になった?そして上司の格好
「……。」
そして朝起きた時ベッドを2人で寝ていた。そして現在進行形距離の近さ
もしかして…私
零「一線超えた……?って思ってる?」
上司は私を見て
甘く
低く
ゆっくりとした言い回しで
耳元でそう囁いた。
考えていた事を言われ心臓が跳ね上がる感覚になる。
私は思わず声が震えた
「い…いや、思って『本当に?』」
零「……本当に?」
2回そう言われ、身体に巻き付いていた上司の片手が私のお腹をそっとなぞった
「━━━━━━━━━っ!!」
私はもうこれ以上声を発せなくなった。
まさか…そんな。
酔っ払って…なら100歩譲ってわかる。でも飲酒なんてしてないし…私は本気で何してるんだ
上司の体温
抱き着かれている感覚
感じているもの全てを意識してしまい私の体温の上昇は留まることを知らない
私は震えた声で「め…迷惑お掛けしてしまいましてすみません。」と謝ると
首筋を柔らかい物が当たる
そして耳朶にも
もう反応する声すら出ない
もう全てが限界を迎えた私は目をつぶるしか出来なかった
そんな様子を見た上司は目を細め悪い顔でニヤッと笑っていた
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そこまで更新出来てないですがいつの間にかランキング2位とかになっててビビりました。
ありがとうございます。是非もうひとつの方も見てやって下さいませ
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yuyuyu(プロフ) - 降谷さん推しの自分には最高の作品です!!細かいかもですが風見くんの一人称自分ですよ! (2022年4月26日 15時) (レス) @page36 id: a946daa559 (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - souさん» お返事遅れてすみません。ありがとうございます!とても光栄に思います! (2022年4月18日 13時) (レス) id: 227d2dfa97 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 零さん素敵!!大人の魅力溢れすぎてドキドキしちゃいました♡♡ (2022年3月13日 20時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - カトレアさん» コメントありがとうございます!かっこいいって言ってくれたのが嬉しいです!!続編でも是非とも読んでいただけると嬉しいです!!本当にありがとうございます! (2018年6月1日 1時) (レス) id: ab7db67b39 (このIDを非表示/違反報告)
カトレア(プロフ) - もう、アカーーーン!!!!ってニヤニヤしすぎて叫びましたよ←零ちゃんカッコよすぎかね…… (2018年5月31日 22時) (レス) id: 6433e9a6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アレン | 作成日時:2018年4月25日 2時