No.11 ページ12
安「家はこちらですか？」
「あー…はい。ここです。鍵開けますね。」
来たばっかだろお前！！白々しいなおい！
内心でツッコミを入れながら家のドアを開けた。
「あー、安室さん。買い物袋冷蔵庫前に置いてくれれば大丈夫ですよー。」
先に家に入った安室さんに声をかけるとはーいと返事がくる。
私もキッチンに入ると、壁に寄りかかった安室さんがそこにいた。
「…安室さ「零。」」
零「今は零な。」
そう言って私を見ていたその目はあの安室透じゃなくていつもの冷徹鬼上司の目で
零「風見から聞いたぞ。お前また…！」
壁に寄りかかっていた上司はズカズカと私の前に来て片手で頭を鷲掴みにした
「いだだだだっ！！痛い！痛い！すみません！」
頭を掴んだ手は力を増して私を締め付ける。
零「仕事終わらせればいいってもんじゃないってあれほど言っただろう。何回言えばわかるんだ？え？」
そう言いながらニコニコする上司に私は涙目で抵抗するが圧倒的力で抵抗も虚しく散る
頭を鷲掴みにしていた手が離れ、頭にそっと手を置いてくる
零「…お前が倒れたらシャレにならないんだよ…。」
そう行ってくる上司の目は青さ加減が増していた。
「いや…つい……すみません。」
やめてくれ。その目と顔を見るの凄い苦手なんだよなぁ…。
私は目を逸らして謝ると顎をクイッと持ち上げられ無理矢理目を合わせられる
「本当にわかったんだろうな？ってやりとりを何回もやって、そして結果がこれだ。わかってないお前に罰を与える事にした。」
ニコッと笑ってそう言ってくる上司に私は身の危険を感じ後退りをしようとするが
零「逃げるな。A。」
そう言われ腰を抱かれ、グイッと引かれ、上司との距離が一気に近くなる
だからなんでこいつはこんなに距離が近いんだよ！！！！
私は心の中でそう叫ぶ
「あ…あの……”罰”とは……？」
震える声でそう聞くとニヤッと笑い
零「……とりあえず何も食べてないだろ。ポアロに行くぞ。」
まだバイト中だから早く戻らないとだしな。と言って腕を引っ張られた。
零「あ、外出たら安室透として接しろよ。あとお前は峰崎じゃなくて、河野、そう名乗っとけ。」
大学時代の後輩で今は事務員をしている等の簡単な表設定を説明された
私にダブルフェイスをやれってことか…面倒だな…そう考えながら腕を引っ張られ、ポアロに連行された。
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yuyuyu(プロフ) - 降谷さん推しの自分には最高の作品です！！細かいかもですが風見くんの一人称自分ですよ！ (2022年4月26日 15時) (
レス) @page36 id: a946daa559 (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - souさん» お返事遅れてすみません。ありがとうございます！とても光栄に思います！ (2022年4月18日 13時) (レス) id: 227d2dfa97 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 零さん素敵！！大人の魅力溢れすぎてドキドキしちゃいました♡♡ (2022年3月13日 20時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - カトレアさん» コメントありがとうございます！かっこいいって言ってくれたのが嬉しいです！！続編でも是非とも読んでいただけると嬉しいです！！本当にありがとうございます！ (2018年6月1日 1時) (レス) id: ab7db67b39 (このIDを非表示/違反報告)
カトレア(プロフ) - もう、アカーーーン！！！！ってニヤニヤしすぎて叫びましたよ←零ちゃんカッコよすぎかね…… (2018年5月31日 22時) (レス) id: 6433e9a6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アレン
| 作成日時：2018年4月25日 2時
