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No.2 ページ3

私は目をギュッと瞑る

しばらくこの状態が続く

時間がものすごく長く感じる

でもその時間…体温…全てが無性に安心感を感じてしまうのは気のせいだと思いたい。

絶対に違う。騙されるか!!

配属されて早々ずっとこう。昔から私をからかって楽しむんだこの男は

そう悶々と頭の中で何かと格闘していると

「うん、終わり。他のやつも問題無い。」

そう言ってフッと手を離し、私から離れた

身体に感じてたあの熱がなくなりちょっと寒く感じる

零「Aには苦労をかける。ありがとな。」

そう言って私の頭をクシャッと優しく撫でた


「……ありがとう…ございます。」


この上司は本当に狡い。

私は顔を合わせず立ち上がり席を離れようとした


「では、お疲れ様です。」


鞄を持って帰る準備をする


「待て、送っていく。」

そう言って私の手を引く


「い…いや!大丈夫ですよ!近いですし…!」

零「今何時だと思ってるんだ。だめだ。」


そう言ってズルズルと私を引き、降谷さんの愛車まで連れてこられた

そして扉を開けて私を助手席に乗せた

私を乗せた車はゆっくりと走り出す

お互い何も話さない時間が流れる


でも不思議と気まずさはそこにはなかった

車のエンジン音も心地よい音に聞こえる


私は睡魔に負けてゆっくりと目を閉じた









「全く…困ったもんだ。」

寝てしまった私を横目に見て困った様に優しく微笑む上司がいた事は私は知らない

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yuyuyu(プロフ) - 降谷さん推しの自分には最高の作品です!!細かいかもですが風見くんの一人称自分ですよ! (2022年4月26日 15時) (レス) @page36 id: a946daa559 (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - souさん» お返事遅れてすみません。ありがとうございます!とても光栄に思います! (2022年4月18日 13時) (レス) id: 227d2dfa97 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 零さん素敵!!大人の魅力溢れすぎてドキドキしちゃいました♡♡ (2022年3月13日 20時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - カトレアさん» コメントありがとうございます!かっこいいって言ってくれたのが嬉しいです!!続編でも是非とも読んでいただけると嬉しいです!!本当にありがとうございます! (2018年6月1日 1時) (レス) id: ab7db67b39 (このIDを非表示/違反報告)
カトレア(プロフ) - もう、アカーーーン!!!!ってニヤニヤしすぎて叫びましたよ←零ちゃんカッコよすぎかね…… (2018年5月31日 22時) (レス) id: 6433e9a6c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アレン | 作成日時:2018年4月25日 2時

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