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No.15 ページ16

青い空、白い雲

「絶好のお出かけ日和ですなぁ。」

私は公園のベンチでそんな事を呟き、欠伸を漏らす

徹夜分と昨日の上司の謎の行動、そして恋バナ尋問でクタクタだった私だが。

せっかくの休みを寝て終わらせる気はない。



?「あ、いた!おーい!A!」


私を見つけて駆け寄ってくる懐かしい姿


私はその姿を見て懐かしさに感動をする


「うわー!久しぶり!快斗ー!」


大きくなったなー!と言いながら頭を撫でる


黒羽快斗、こいつは私の親戚の子供。小さい頃はよく面倒を見ていた。

快「わっ!ちょ!だから餓鬼扱いするな!俺はもう高校2年だぞ!」

そう言って撫でてた手を払う。

快「それにLINEで連絡取っていたし、俺の姿はテレビでも見れてるだろ!」

「あー、そうだったね。相変わらず大人気ですこと、天下の怪盗キッド様?」

そう、こいつの正体。表は高校生、裏ではあの有名な怪盗キッド。私はこいつの正体を知っている数少ない人間の1人である

怪盗キッドになった理由も目的も知ってるからたまに話を聞いたりアドバイス位はしたりしている仲である。

こいつは私を警察官…しかも公安とわかっていながら聞いてきたりする時もあるからタチが悪い。私の首がいつ飛ぶか怖いものだ

私はそんな意味を兼ねて皮肉を込めてそう言うと快斗は焦った様に私の口を手で塞いだ

快「ばっ…!ハッキリここで言うなよ!!」

手を払い、わるいね。と笑いながら言うとムスッと不機嫌な顔をされる。

「じゃ、行きますか。お買い物。」


私がそう言うと、はいはいと言って呆れ笑いをしながら私の隣を歩き始めた

━━━━━━

「そーいや、また喧嘩買ったんだってね。」

歩きながらそう話すと、あー、あれかと快斗はそんな顔をする

快「売られた喧嘩は買う主義でね。宝石がお目当ての物かどうかを見てやるんだよ。」

自慢げに話す快斗に私は思わず笑う


「ま、無茶と怪我はなるべくしない様にな。」


そう言うと、あ!っと快斗は声を出した


快「な!その予告状の日…来週の土曜日は仕事はあるのか?」

「仕事?あー…どうだろ。頑張れば休み貰えるかも…。」

快「な!俺のマジックショー!見に来いよ!」


そう言って鈴木次郎吉主催の宝石展覧会のチケットを渡された


「久しぶりに見たいかも。てか、私の立場知ってる癖によく誘えるな相変わらず。」

捕まえる立場なのに…と声を漏らす

「わかった。見に行けるように頑張るわ。」

頑張れよ。そう言うと快斗は嬉しそうに笑った。

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yuyuyu(プロフ) - 降谷さん推しの自分には最高の作品です!!細かいかもですが風見くんの一人称自分ですよ! (2022年4月26日 15時) (レス) @page36 id: a946daa559 (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - souさん» お返事遅れてすみません。ありがとうございます!とても光栄に思います! (2022年4月18日 13時) (レス) id: 227d2dfa97 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 零さん素敵!!大人の魅力溢れすぎてドキドキしちゃいました♡♡ (2022年3月13日 20時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - カトレアさん» コメントありがとうございます!かっこいいって言ってくれたのが嬉しいです!!続編でも是非とも読んでいただけると嬉しいです!!本当にありがとうございます! (2018年6月1日 1時) (レス) id: ab7db67b39 (このIDを非表示/違反報告)
カトレア(プロフ) - もう、アカーーーン!!!!ってニヤニヤしすぎて叫びましたよ←零ちゃんカッコよすぎかね…… (2018年5月31日 22時) (レス) id: 6433e9a6c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アレン | 作成日時:2018年4月25日 2時

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