第３８話 ページ39
大平｢そういうときもありますよ｣
励ましてくれているが、傷付いた心はなかなか治らない。
黒尾『Aさん、レシーブ練習した方がいいんじゃないの？』
試合後に言われたその言葉。
黒尾さんはまだいい。
裏でなに考えてるかわかんないから本気かどうかわかんない。
けど。、
けど！
影山『Aさん、日向より下手くそじゃないすか？』
こっちの方がクるの！
影山君は100％本気だもの！
裏がないってわかってるもの！
あんな純粋な眼差しでそんなこと言われて私はガチへこみですよ。
花巻さんと木葉さんと黒尾さん笑ってるし。
慰めてくれたの大平さんだけだよ。
『現役の時は本当にサーブとブロック、ブロックフォローしか出来なかったんです。
練習にすら参加させてくれなかったんです。
今思えばあの頃の監督が悪かったんだと思います』
黒尾｢でもそのチームから日本代表出てるんでしょ？充分すごい監督じゃん｣
『……そうですね。高校時代は毎年春高行ってた気がします』
｢｢は？｣｣
若干キレてる感じで反応する人たち。
え、私今なんか言った？
黒尾｢え？弱かったんじゃないの？｣
『弱かったですよ。井闥山史上過去最高にダメって言われてました、私が』
花巻｢それはつまり、チームじゃなくてAさんが井闥山の中で弱かったと……｣
『？最初からそう言ってますが』
｢｢言ってねぇよ！｣｣
え？怖い怖い。
『でも点取り女王の異名もありましたしそこまでじゃないと思うんですよね、自分で言うのもなんですけど』
大平｢春高行ったんですね｣
『行きましたよ。春高でも点取り女王として活躍してたつもりなんですがいつの間にか足を引っ張ってたみたいで……。
監督にも言われました。『お前みたいな選手初めて見た』って。
そこまで特殊じゃないと思うんですけどね』
木葉｢まぁでも井闥山でレギュラーとして活躍してたんだから実力はホンモノだよな…｣
花巻｢それ以上に何か足りないものがあったんだろ｣
黒尾｢なるほど｣
おいそこ。
勝手に結論へ持っていくな。
あと褒めてるのか貶してるのかどっちかにして。
『あーそういえば私、日向君の言う小さな巨人？と仲良かったですよ』
影山｢ホントですか?!｣
『烏野の10番ですよね？』
影山｢そうっす｣
じゃあ合ってるか。
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らおう - 宿屋の人はこんなにもお客さんと距離を縮めるものでしょうか？ (2021年6月19日 16時) (
レス) id: 167c20847a (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 稲荷崎がいない泣 (2021年1月24日 22時) (レス) id: cb7900525d (このIDを非表示/違反報告)
てると - 苗字と自分の名前が全く一緒でびっくりしたw (2019年11月18日 4時) (レス) id: 6026a29433 (このIDを非表示/違反報告)
青朱林檎 - かぁいい！しカッコイイです！応援しているので頑張ってください！ (2019年5月12日 17時) (レス) id: 43118dd0d5 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん - ひいらぎさん» 白布かっこいいですよね笑 大好きですよ！笑 (2018年2月12日 14時) (レス) id: 9d3af49b27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にくまん | 作成日時：2017年10月10日 0時
