よんじゅういち 。 ページ42
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じゃあ、とみんなと分かれてから んじゃ帰るかーと歩き出す主将の後ろをついて行く。
歩き出した主将は、すぐに振り返って 後ろじゃなくて隣歩きなよ、と苦笑いを浮かべる。
｢ …もしかして怖い？ ｣
｢ いやいや全然！主将、私に対してはめちゃくちゃ優しいですから ｣
｢ 別に全員に優しくしてるつもりなんだけどなぁ ｣
そうかな、入って一ヶ月も経ってないけれど、その期間でだって 何個か思い出せるぐらいには主将は怒ってらっしゃったけども。
うーん、と返事を濁していると、素直だなぁと笑われる。こういう笑顔を見ていると、怖い人じゃないんだってことはすぐに分かった。
｢ ってか、Aって……あー、悪い、名前 ｣
｢ いえ！お好きに呼んでください！ ｣
｢ スガとか西谷が呼んでたから、釣られた ｣
主将が恥ずかしそうに笑うから、なんだか私まで恥ずかしくなってくる。なんかこう、なんて言うんだろう、この感じ。
多分、客観的にこの状態を見てたら ピュアだなーとか初々しいなーとかってからかってる気がする…
恥ずかしさを紛らわす為に、キャプテン、と呼ぶと 大地でいいよ俺も名前で呼んでるし、なんて。何これ！少女漫画で読んだことあるような会話になってない！？意識すればするほど、なんだか緊張する。
｢ で、どした？ ｣
｢ あ、いや…大地さん 何を言おうとしてたのかな？と思って ｣
｢ ん？あー、普通にさ 家どのへんなのかと思って。バスってことは遠いのか？ ｣
｢ いえ！たいした距離じゃないんですよ、ほんと停留所二つ分とか。ただ夜は暗い中歩くの危ないから少しでもバス使えーって親がうるさくて ｣
｢ 大事にされてるんだな ｣
｢ 過保護なだけです ｣
会話を交わしているといつの間にか変な緊張は解けて、ぽんぽんと心地よいテンポで会話が進んでいく。
自分の家の近くの停留所を言うと、それ俺の家の近くだ、なんて盛り上がって なんだかテンションが上がる。
｢ 中学は？ ｣
｢ 桜泉です ｣
｢ おお！隣の！小学校は？ ｣
｢ 三小出身です ｣
｢ マジ！？俺と一緒だ ｣
｢ マジですか！？ ｣
家の近くを言い合っていくと案外近くに家があることがわかって、こんなこともあるんだって二人で笑う。
大地さんが近いなら歩いて帰ろうかな、なんて言うと、送っていくつもりだったよ、なんて笑われて。あー、これはモテるはずだってなんとなく思った。
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佐野陽(プロフ) - ましゅさん» 旭さんが戻るまでにだいぶ話数を使ってしまって申し訳ない限りです、、これからもお付き合いよろしくお願いします！ (2020年4月8日 6時) (
レス) id: 5b9b2f32d1 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - 待ってました！！旭さん、、かっこいいです…！泣きそうになっちゃいました。更新、大変かもしれませんが、楽しみに待ってます！応援してます！ (2020年4月8日 3時) (レス) id: 01c5a5310c (このIDを非表示/違反報告)
佐野陽(プロフ) - ろまさん» 旭さん大好きな夢主ちゃんをどうかこれからも愛して頂けると嬉しいです！これからもよろしくお願いいたします！ (2020年4月7日 2時) (レス) id: 5b9b2f32d1 (このIDを非表示/違反報告)
ろま(プロフ) - 夢主様のキャラがとても可愛くて好きです…！これからも楽しみに見させていただきます！続きを楽しみにしてます！！ (2020年4月6日 19時) (レス) id: 10044b6ea1 (このIDを非表示/違反報告)
佐野陽(プロフ) - ましゅさん» コメントありがとうございます！出来るだけ頑張って早く旭さんに戻って頂けるよう尽力致します…！ (2020年4月6日 17時) (レス) id: 5b9b2f32d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐野陽 | 作成日時：2020年4月6日 1時
