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恋心. 3 ページ4

赤葦side


先「今日は、月に1回行う “ 席替え ” をしようと思うんだが!」


皆「まじで!?!?よっしゃ!!!」


席替えか、一番前だけにはなりたくないな


窓際から離れたい気持ちはあるけど、窓際って木兎さんが見つけやすい位置だし…
なんともいえない。


先「男子ー!前に集まれー!」


先生、朝から元気ですね、木兎さん以上ではないけど尊敬します


とりあえず適当にくじを持った



先「くじもったかー?せーの!」


また廊下側か
廊下側の一番端の列から2番目で一番後ろか


そこなら木兎さんも見つけやすいから大丈夫か。
でもなんか微妙な位置だなんとなく


先「席移動しろよー」


横にズレるだけだから、俺の席移動は10秒で終わった


周り見渡すとキラキラしながらルンルンで席替えする人と負のオーラのようなオーラをまとっている人がいて、席移動してる皆を見るのもつまんなくないな


皆の席移動の様子を見てたら隣から


?「肌寒い」(ボソッ)


この人たぶん前の席、窓際で太陽に当たりながら気持ちよく寝てた人だ


廊下側にきたから、肌寒いのだろう


隣なんだし挨拶するのがいいかな


赤「よろしくお願いします」


その人は、挨拶されたことに対して驚いたのか目が見開いていた。


けどそれは一瞬で、


?「よろしくお願いします」(微笑)


暖かい返事へと変わった。


歯並びが良いと思ったとか忘れておこう。

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作者名:めするめ__ | 作成日時:2019年12月12日 7時

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