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恋心. 2 ページ3

Aside


隣とは言ったものの、席の隣は男子だから凛月と隣になることなんてないんだった、、


それなら私ずっとここの席がいい。


でもくじ引きだしなぁあ…自分の運に頼るしかないか…


先生「女子から先に引くぞー集まれー」


女子1「赤葦君の隣になれるかな…」(ボソッ)
女子2「神の手が欲しい…」(ボソッ)


赤葦君の隣になっても変わらないと思うけどなぁ…同じクラスにいるわけなんだし。


けど近くになったら話しやすいというのは確かにあるかもね。


っていうか……


凛月がめっちゃソワソワしてるんだけど…私の隣になれないからね、と心の中にしまっておこうじゃないか。


先「くじ持ったかー?せーの!」


うっわ…一番端の列の廊下側の一番後ろじゃん…
一番後ろってことには変わりないけど、太陽があるからこそなんだよ…
絶対寒いじゃんか。寝れないじゃん。


凛「Aどうだった!?!?」


『一番端の列の廊下側の一番後ろだよ』


凛「待って、真反対じゃん!!!!」


『凛月どこだったの?』


凛「…………一番端の列の窓際の一番前…」


『Don't mind』


凛「英語で言われると余計腹立つぅぅ!!!」


『ごめんごめん』


凛月と真反対か…なんかつまんないな。


凛月ってちょっとうるさいけど、成績はいいし…なんだあの生物。


とかずっと席替えした後のこと考えてたら…


先「席移動しろよー」


周り見渡すと、キラキラしてる表情と納得いかない表情の人がいてなんか面白かった



廊下側に近づくにつれ、窓際の大切さがじわじわ迫ってくる


自分の席の場所につき座ると


『肌寒い』(ボソッ)


本当に肌寒い…なんだこの窓際は


窓際であることを心の中で呟いてたら


?「よろしくお願いします」


と声をかけられた。

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作者名:めするめ__ | 作成日時:2019年12月12日 7時

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