【ハイキュー 二口堅治】愛されたいよ…

貴方が好きになりました33 ページ33

泣いてる…？









きみか「…」









私はそっと自分の頬を触った。









…









きみか「…ご…」









鎌先「？」









きみか「ゴミが入って目が痛いですうぅぅぅぅ！！！！！」









鎌先「っ！？ええええ！！！？？？」









きみか「み、右目右目右目右目！！！！」








鎌先「だ、大丈夫か！！？？」







きみか「うう…」








よかった…









騙せたみたい…









「なにやってるんですか…鎌先さん」








きみか「え？」









後ろを振り返ると、階段からちょうど降りてきた二口くんと滑津舞ちゃんの姿が…





滑津「鎌先さん！何泣かせてるんですか！？」





鎌先「泣かせてねーよ！！目にゴミが入ったって…」






二口「ええ？鎌先さんナンパですかぁ？」





鎌先「ああ！？違うわ！！ただこいつが泣いてて…」





きみか「あああああああ、！！！！な、なんにもないよ！！！！」





二口くんに泣いてたなんて思われたくない！！！




とっさに鎌先先輩の言葉を遮った。







二口「お前！！大声出すな！！先生くるだろ！！！」







きみか「は！ごめん！、」







タッタッタッタッ…






二口「げっ…足音…」





滑津「先生かな！？」






鎌先「鬼ごっこか！得意競技だぜ！！」







滑津「捕まったら即説教ですか…」







きみか「えっ！？」





走るの…





だいっっきらい！！！






鎌先「よし！！いくか！！」





ダッ！！







きみか「えええ！！？」





みんなはやいよおお！！！



滑津舞ちゃんもむちゃくちゃ速い！！！








タッタッタッタッ…








！ 階段から足音…！！近づいて…







やばい！！









私も逃げないと…








きみか「」









…！？足が…








震えて…動けない…！！









誰か！！

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