黒と赤の桜 (ページ34)

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「じゃあ料理を叩き込むぞ！！」

何でだよ

『あ、や、だからいいってば』

これでも生きてられるしね志保にもちょっと頼ってるけどさっきからいいと断っているのに勝手に冷蔵庫を開けられる
というか今更だが、なんでセーフハウスの場所知ってるんだ？
公安ではないが、一応組織に関わっていて、身の安全が保証されないから公安の上層部の人にセーフハウスを与えられたその代わり組織の情報については2週間に１回情報交換をする事になっている

『今更なんだけど、なんで私のセーフハウス知ってんの？』

もしかして公安サマかな？

「ゼロが教えてくれたんだよ」

「で、そのセーフハウスがさっきのあり様だとはな…」

はいはい片付けちゃんとしますよー((棒

「じゃあまずは基本的な料理のさしすせそだ
答えられるか？」

料理のさしすせそ？何それ聞いた事ない

『え、えっと……なんだろね』

ったくそこからか…と言われた

悪かったですねぇ全く料理が出来なくてさしすせそも答えられなくてねぇ

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その後詰め込み気味で料理を教えてもらった
オムライスの作り方は完璧に覚えたそれ意外も多少は教わったがオムライスしかほぼ聞いてなかった
そして気付いたら午後11時を回っていた

『今日は色々とありがとう』

「もうこんな時間か」

「泊まっていってもいい？」

『え？えぇ！？！？！？！？！？』