黒と赤の桜 (ページ4)

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「集合！三列縦隊！！日朝点呼番号！」

「1」「2」「3」

「鬼塚教場きいつけぃ！」

「ん？どうした？松田と降谷その顔…」

「聞きたいっスか？」

いえお断りしておきます

「ああ...ぜひお聞かせ願いたいねぇ」

何で聞くの？

「実は昨夜自分の部屋にゴキブリが大量に出ましてその2人に手伝ってもらったんですが退治するのに夢中になり過ぎて机に頭をぶつけたりして散々な目にあいまして…

とはいえ大切な学校の備品に傷を付けてしまった罰として我々鬼塚教場は1周多く回ってきます！」

　「行くぞ！」

　「「「「『オウ！！！』」」」」

「二列縦隊マラソン初め！」

私まで巻き添え食らってるんですけど…

「よォ陣平ちゃん何だよその面色男が台無しじゃねぇか」

「うるせぇよ萩」

「おまけに差し歯まで抜かれてやんの超ウケるｩー
しかし降谷って奴もやるねぇプロボクサーの親父さんに仕込まれた陣平ちゃんとここまでやり合うとは
んでどっちが勝ったんだ？」

うん勝ち負けねぇだろぉ！バレると厄介な事になるし、
こういう時は知らないふりをしていた方がいいしな

「そりゃー当然… 俺だ！/僕だ！」

阿呆かな？それとも馬鹿かな？どっちもだよな？

「てゆーかとめられたんだよな」

萩「えっ！？誰！？」

松「名前知らねぇよ暗くてよく見えなかったけど確髪の毛が赤色の奴だったっけ？」

降「あの子じゃないか？」

『うげっ』

松「うげって何だようげって…」

『何で分かったんですか？』

降「まぁ暗くても髪色だけ見えたんでね」

諸「名前何ていうの？」

『宮野 A((ﾎﾞｿｯ』

「あ”？もっとでけぇー声で言えよ」

『宮野 A』

「んじゃAちゃんって呼んでいー？」

『別にお好きにどうぞ』

「おまっすげー冷てぇな」

『あっそ』

「陣平ちゃんAちゃんに嫌われてんのぉーww」

なんてどうでもいい事なんだ…

諸「別に敬語じゃなくてもいいよ！」

『じゃあ何て呼べばいい？』

諸「何でもいいよ！」

『諸伏に萩、クソ天パ野郎と班長に首席コレでいい？』

「おい！？ちょっと待て！何で俺はクソ天パ野郎何だよ」

『第一印象だけど』

「何で僕はそのまま首席なのか？」

『1番分かりやすいから』