特進クラスの反応集！

8≠最期に愛を伝えます ページ18

〜最期に愛を伝えます〜

(恋人設定です)

織田信長

「勝手に死ぬな！俺は、まだ何もしてやれてない」

　床に伏せている貴方。もう喋る事も困難です。息を引き取り、遺品整理をしていると棚から手紙が。達筆な字で、
『貴方に直接言えないのが残念だけれど、自分を責めちゃダメだからね。愛しているわ信長』
「うつけが…俺も愛しているA」
溢れた涙は三日三晩とまることを知りませんでした。
　



豊臣秀吉
「いやや！まだ俺を置いてかんといて！」

　不治の病にかかった貴方。治る確率はゼロ。
『秀吉、私を忘れないでね。』
と言えば
「忘れるわけない！なんなら来世も覚えとるわ！そんで、次は嫁に貰うわ！」
そんな嬉しい宣言をしてくれた彼。貴方が息を引き取ると声を出して泣きます。それから数週間、彼は自暴自棄になり食事するら喉を通りません。貴方が空から心配していますよ。



武田信玄
「俺は笑えているか？」

　彼女の最期のお願いは“笑顔”
『う〜ん、、ちょっと下手くそかもねぇ』
貴方が苦笑いをします。
「やっぱり、俺にはお前がいないと無理だ。」
彼は手を握ってきます。ごめんね、と言えば強く抱き締められます。ほら、最期は笑顔でね。と言った後貴方は息を引き取ります。お葬式の日、彼は涙を見せません。約束ですから。その日はあの下手くそな笑顔で貴方を送り出します。が、家では涙がとまりません。


上杉謙信
「A、愛しているよ、この先もずっと」

　貴方が最期の我が儘で
『謙信くんの琵琶が聴きたいなぁ』
と言えば、
「ああ、勿論。君だけの為に奏でよう」
と願いを叶くれます。優しい、琵琶の音が部屋には木霊します。最期がこんなに穏やかなんて幸せ。曲が終わり、布団の方に目をやると、安らかな顔のAさんが。彼は一筋の涙を流し、合掌。そして貴方の命日には必ず琵琶を演奏します。


→続く

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