ナンバカ短編小説〜桜〜

大晦日〜ウノ２〜 ページ29

｢では、このまま年明けをしましょうか｣

ウノ｢おう！｣


背後から抱きしめられながらソファに腰掛け2人で某24時間笑っていけいない番組を見ていた
安心感と暖かさで安心してしまいウトウトしてしまう

ウノさんのがたいは凄く良く運動が苦手だ、俺はインドア派だと言いつつも、しっかりと付いた筋肉
髪の毛から香るふんわりと甘いシャンプーの香りが私の鼻をくすぐる

好きな人の近くにいるとこんなに幸せでフワフワした感覚になるのだな…と…



ウノ｢A……大好きだ……愛してる……｣

｢！｣


きっ急に何を言うんですか！？


｢あの…ウノさん…？｣

ウノ｢Aは？｣

｢はい？｣

ウノ｢Aは、俺の事好きか？｣


なぜ恥ずかしい質問をしてくるんですか！？
好きです！大好きです！
もう…好きじゃ言い表せないくらいに…貴方に惚れています…


｢うう…すっ好きですよ……｣

ウノ｢良かった……｣


更に抱き締める力が強くなった
恥ずかしい事を聞かれ、言ってしまったのでテレビの内容が全く頭に入らなかった
のんびりした時間もなかなかいいものだ
ずっと続けばいいのに…



ﾎﾞｰﾝﾎﾞｰﾝ


｢あ｣


年が開けてしまったようだ


｢ウノさん｣

ウノ｢ん？｣

｢あけましておめでとうございます｣

ウノ｢おう！あけおめ、今年もよろしくな！｣

｢はい！｣

ウノ｢A、今年の抱負は？｣

｢抱負ですか…？｣


仕事を今後とも頑張る…？
お花をたくさん育てる…？
お菓子作りを沢山する…？


｢あとは………ウノさんとこれからもずっと居たいです……｣

ウノ｢……あぁ、俺もだ……｣

ウノ｢今年も辛いこととか大変なことがあるかもしれねぇ…だけど、俺がAを助ける…守ってやる…絶対Aに悲しい顔はさせねぇ…俺…Aの笑顔大好きだし、一番可愛いからな｣

｢ウノさん……｣


ニカッと笑う笑顔が眩しかった
大事にされているのも嬉しかった…
私もウノさんが困っていたら助けたい


ウノ｢おいおい、泣くなよA！｣

｢すみません…あまりにも嬉しくて…｣



“ありがとう……ウノさん……大好きです……”


ウノ｢俺もだぜ！｣






ウノ｢A……｣








“I love you”






耳元で囁かれた後、唇にキスを落された

今年の1年もとっても幸せで甘い1年になりそうです……







ॱ॰*❅HAPPY NEW YEAR❅*॰ॱ

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