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「お嬢様、ティータイムの準備が整いましたよ」

「分かりました」


言葉遣いがちゃんとしていると思えば、どうやら部屋には稽古の先生が居たらしい。

整えられた髪の毛に綺麗な服。ニコリと向けられた笑顔にまた胸が締め付けられる。


「ありがとう」


椅子を引いて、お嬢様を座らせる。静かなティータイムでも胸騒ぎで揺れているのはどうして、


「!!
……これ、」

「難しい顔し過ぎだよ、幸。ほら、笑って」


思い出のオルゴールを背景に、笑った方が可愛いんだから、なんてお嬢に向けられたくない言葉も向けられて、プツリと何かが切れた。

オレは紅茶を飲み、一息着いているお嬢様の細い手首を掴んでそのまま柔らかい芝へと押し倒す。
薔薇に囲まれたティータイムも、こうなれば本末転倒。


「っ、幸…?」

「ずっと我慢してたのに。アンタがそれ()を壊したんだからね」


頬をスルりと愛撫して、そのまま触れるだけのキスをした。
壊せるなら壊してしまえ、なんて迷信じゃなかった。壁を挟む本心の愚かささえもアンタはきっと愛してくれるから。


「ゆ、き…」


涙目でオレを見るアンタに遂に理性が切れそうだった。それを抑えてスっと抱きしめた。


「アンタにはオレだけが居ればいいんだから。これ、忘れないでよね」


この約束、破ったらどうなるか分かってるよね?
そんな言葉を添えて。



___
オチが雑い( ˆoˆ )/
令和元年、新元号でもよろしくお願い致します。

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はゆー(プロフ) - あゆみさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて光栄です!(*´ `*)これからも、ろい様と力を合わせて更新をがんばっていきたく思っておりますので心待ちにして頂けますと幸いです。あゆみ様をキュン死にさせてみせますのでよろしくお願いします、、!笑 (2019年4月28日 19時) (レス) id: 6a466921ec (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - 毎回めちゃめちゃいいお話ありがとうございます…!!1話読み終わる度に投票してもうしてあるので失敗するという流れを繰り返してます…次の更新も待ってます!! (2019年4月28日 1時) (レス) id: bf0195af74 (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - 灯無さん» く、口から血が……!?ですが、キュンキュンは抑えません!(笑)これからもドキドキ、キュンキュン全力で恋のサンプルをお届けします! (2019年4月1日 21時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)
灯無 - ろいさん» いえいえ!良かったです(^ ^) これ以上キュンキュンすると口から血が出そうです。楽しみに待ってます! (2019年3月31日 22時) (レス) id: 126e456bd1 (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - 灯無さん» ご指摘ありがとうございます!めちゃくちゃ無意識でした!これからははゆーちゃん様と合わせます!更新楽しみにしておいてください、キュンキュンさせてみせます(真顔) (2019年3月31日 16時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はゆろい x他1人 | 作成日時:2019年3月31日 2時

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