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「…。それは、
お前が俺の名前を呼んでから答えを考えてあげる」

「……卑怯ですよ」


「生憎俺はそういう男なんでね。お前もそういうところが好きだったんだろ?」

「っ……」



もう、当たって砕けてしまえ。
私は間違いなく彼が好きなままだ。




「卯木、千景先生……。

私はずっと、
せんせーのこと、大好きでしたよ」



「……俺もだよ。

さて、お前も卒業したことだし、
そろそろ俺と付き合ってくれる?」


私が意を決したというのに、
彼はやはりどこか涼しげで。



「っ、
せんせーも私の名前を呼んでください」

「はは、お前も大概卑怯だな」

「せんせーの真似です」


私がムッと返すと、彼は改まったように立って。




「……A、俺と付き合ってください」

「っはい」

彼は自らのコサージュを私の手の上に置いた。



「もう、俺はお前の“せんせー”じゃないからな」

大人げなく見えていた彼のことが、今初めてオトナに見えた。




「さぁ、気乗りしないけど、
クラス打ち上げ行くか」

「はい……っ」





暖かすぎる温もりが頬を伝った。

愛してるを添えて。

Tuzulu Minagi.R→←↓



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はゆー(プロフ) - あゆみさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて光栄です!(*´ `*)これからも、ろい様と力を合わせて更新をがんばっていきたく思っておりますので心待ちにして頂けますと幸いです。あゆみ様をキュン死にさせてみせますのでよろしくお願いします、、!笑 (2019年4月28日 19時) (レス) id: 6a466921ec (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - 毎回めちゃめちゃいいお話ありがとうございます…!!1話読み終わる度に投票してもうしてあるので失敗するという流れを繰り返してます…次の更新も待ってます!! (2019年4月28日 1時) (レス) id: bf0195af74 (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - 灯無さん» く、口から血が……!?ですが、キュンキュンは抑えません!(笑)これからもドキドキ、キュンキュン全力で恋のサンプルをお届けします! (2019年4月1日 21時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)
灯無 - ろいさん» いえいえ!良かったです(^ ^) これ以上キュンキュンすると口から血が出そうです。楽しみに待ってます! (2019年3月31日 22時) (レス) id: 126e456bd1 (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - 灯無さん» ご指摘ありがとうございます!めちゃくちゃ無意識でした!これからははゆーちゃん様と合わせます!更新楽しみにしておいてください、キュンキュンさせてみせます(真顔) (2019年3月31日 16時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はゆろい x他1人 | 作成日時:2019年3月31日 2時

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