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「あっ、ゴメンピコ！」
どこか驚いた顔をしてから、語尾に変な言葉を付けて私に謝る三好さん。本気で申し訳なさそうな顔をしてる三好さんに逆にこっちが申し訳なくなる。
「ちょっと吃驚しただけ、なので。私の方こそ、強く言いすぎました…すいません」
「もー、Aっち相変わらずすぎー。そういうとこ、いいけど！とりあえず、オレが悪かったから！」
きっと謝らないでという意味を込めてのことだと思う。頭を数回、優しく撫でて私と目を数秒だけ合わせた三好さん。…調子狂う、ばか。
「……三好さんは瞳が綺麗ですよね」
「えっ、どしたの急に！」
驚いた顔をして自分の目元をなぞり、考える仕草をする三好さん。そして唐突に口を開いた。
「なら、Aっちはオレの瞳の色、緑の中でも何色だと思う？？」
「………」
ジッと三好さんの瞳を見つめる。緑色なのは間違いない。浅緑よりももっと明るい…エメラルドグリーン、とか？
「…なんで顔真っ赤なんですか、三好さん」
「だって、Aっちに見つめられるとか聞いてないし！！」
「言ってないんで」
三好さんは赤くなった顔を手で隠して、言葉を放った。
「それでっ、Aっち分かった！？」
「まぁなんとなくなら」
「じゃあ何っ！？Aっちから見えるオレの瞳がどんな色に映ってるか気になる！」
「…エメラルドグリーン、とか」
エメラルドグリーンは、宝石のエメラルドに由来するわずかに青がかかった緑色のこと。
「宝石じゃん！オレ、うれピコ！」
そうやって喜ぶ三好さんを横目に考える。
……でも
「ペリドットの方が表現的に合ってます」
「…へ？ペリドット？どして！？」
「私がペリドットを好き、だから」
どこか居心地が悪くなって顔を逸らす。でも、横にいる三好さんには私の顔の表情なんてなんとなくでも悟ることが出来るはず。
唐突に何かが身体にのしかかる感覚を覚えた。
「っ〜〜〜、Aっち可愛すぎるんっ！」
「な、なんで抱きついて……」
「オレの勘違いかもしれないけどっ、Aっちがエメラルドじゃなくてペリドットって表現したのはAっちがホントにそう思ったから、だよねん！？」
核心をつかれた。でも、それを無言で頷いた。
「…オレ、Aっちのこと好き」
「私も好き、ですよ」
エメラルドじゃなくてペリドット。そうしたのは私が好きだから。
Itaru Chigasaki.R→←Kazunari Miyoshi.R
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はゆー(プロフ) - あゆみさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて光栄です！(*´ `*)これからも、ろい様と力を合わせて更新をがんばっていきたく思っておりますので心待ちにして頂けますと幸いです。あゆみ様をキュン死にさせてみせますのでよろしくお願いします､､！笑 (2019年4月28日 19時) (
レス) id: 6a466921ec (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - 毎回めちゃめちゃいいお話ありがとうございます…！！1話読み終わる度に投票してもうしてあるので失敗するという流れを繰り返してます…次の更新も待ってます！！ (2019年4月28日 1時) (レス) id: bf0195af74 (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - 灯無さん» く、口から血が……！？ですが、キュンキュンは抑えません！（笑）これからもドキドキ、キュンキュン全力で恋のサンプルをお届けします！ (2019年4月1日 21時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)
灯無 - ろいさん» いえいえ！良かったです(^ ^) これ以上キュンキュンすると口から血が出そうです。楽しみに待ってます！ (2019年3月31日 22時) (レス) id: 126e456bd1 (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - 灯無さん» ご指摘ありがとうございます！めちゃくちゃ無意識でした！これからははゆーちゃん様と合わせます！更新楽しみにしておいてください、キュンキュンさせてみせます（真顔） (2019年3月31日 16時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はゆろい x他1人 | 作成日時：2019年3月31日 2時
