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セン「っ…なんや？！」
低い音が響いたかと思うと今度はぐらりと地面が揺れる。
まふ「…襲撃！？」
俺は急いでドアを開け扉の外に飛び出すときょろきょろと周りを見渡す。
この階じゃなさそうやな
するとザザッと放送のノイズ音が聞こえ、天月の声が響いた。
天月「東玄関から襲撃！おそらく爆破で突破された！僕は部下集めるから時間稼いで！」
東玄関か…あそこは通りに面してる玄関だ。
何故そんな分かりやすい所から…？
とにかく今はそんなこと考えてられない。
セン「まふっ！」
まふ「分かってる！ここで大人しくしててね？！動いちゃ絶対ダメだよ！」
『お、おう………』
まふの勢いに押されたのか少し仰け反りながら返事をしたその子の部屋をまふが出るとそのまま走って行ってしまった。
俺は1度部屋に入るとメンテの終わった愛用の武器を一通り持ち、防弾服も即座に付けるとその子には目もくれずバタンと扉を閉めて出た。
敵数はいくらや？武器は？爆弾か？
それにどこのどなただろうなぁ、ウチに突っ込んでくるなんて。
階段を駆け足で降りているとさかたんとるすくんに合流した。
坂田「センラ何が起きてるん？！」
セン「襲撃やって！放送聞いとき！」
luz「とりあえず武器一通り持ってきたけど…大丈夫だよね？」
バタバタと駆け下り、１階の東玄関近くまで来る。
物陰に隠れると体を屈め、所持していた小さな鏡を壁から少し出して玄関の状態を見る。
1人、2人、3人……ざっと見て6、7人くらいだろうか。
坂田「…なんや、敵襲にしては数えらい少ないな」
坂田の言葉通りだ。
襲撃と言う割に数が少ない。
だからと言って油断して無闇に突っ込んだら返り討ちにされるかもしれないのでじっと鏡越しに状況を見る。
すると廊下越しにもうひとつの通りからまふを先頭に残りの3人が来た。
もう一度鏡を覗き込むと1人だけ代表するように男が1人前に立っていた。
男「おそらくもう近くにいると思われるので要件だけ言おう。あの子はどこだ？」
続く
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瀬名 - もうこの作品って更新しないんですか………？ (2022年1月18日 19時) (
レス) @page4 id: 98687f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
李猫 - めちゃくちゃ面白いです！更新楽しみにしてます。 (2021年3月15日 12時) (レス) id: 909be2e8c7 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 応援してます! 頑張ってください^^* (2021年3月1日 21時) (レス) id: 2dca261f60 (このIDを非表示/違反報告)
2次元最高(プロフ) - あの、もう投稿しないんですか･･･？続編？続き？期待させてください！ (2019年12月17日 15時) (レス) id: 75c6c8cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
2次元最高(プロフ) - 続編嬉しいです！ずっと繰り返し読んでます。 (2019年12月17日 15時) (レス) id: 75c6c8cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白龍 | 作成日時：2018年6月10日 14時
