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紫耀「は？いやそれこっちのセリフなんだけど」
A「…お兄ちゃんって最近変わったよね。」
紫耀「…何が言いたいの？はっきり言ってくんない？」
A「彼女できてからそんな風になっちゃったんだねって言ってんの！！！」
紫耀「…は？」
A「もういい！お兄ちゃんのバカ！！！」
そう言い捨てて、部屋着のまま家を出た。
__________
紫耀side
A「彼女できてからそんな風になっちゃったんだねって言ってんの！！！」
紫耀「…は？」
彼女？なんの話してんの？
A「もういい！お兄ちゃんのバカ！！！」
は？
紫耀「ちょ、待てって！おい！！」
バタンっ
…
紫耀「…はぁ……」
くっそ…
紫耀「…」
いや、元はと言えば俺が悪い。
今日は撮影でほんとに疲れてて、いつも以上にAに当たっちゃって。
いつも俺がそういう雰囲気を出してたら感じ取ってくれるAに甘えすぎてたのかもしれない。
紫耀「はぁ…」
てかあいつ…
こんな寒い中コートも着ないで出てったよな…
…
…探しに行かなきゃ。
行って謝ろう。
___________
紫耀「はぁっ、ったくどこいんだよ…」
ていうかなんでAはあんなに怒ってたんだろう…？
…そういえば、彼女とか言ってたよな。
…彼女なんて俺いないんだけど…
「っ…」
紫耀「…！」
その時、ベンチに座っている人影を見つけた。
…Aだ。
紫耀「A！！！」
A「…おに…ちゃ、」
紫耀「ったく風邪ひくだろ、ほら」
持ってきた上着をかける。
A「お兄ちゃん…ごめん、っ」
紫耀「ううん…俺こそごめん。疲れててAにあたっちゃって…」
A「いや、私が悪いよ。自分の事でちょっとモヤモヤしてて、ついあんなこと言っちゃった」
お互い、すぐに謝るところは俺ららしいな、なんて。
紫耀「…そういえば、彼女ってなんの話？」
A「…いるんでしょ？別にいいよ、怒ってないし」
紫耀「いや、ほんとになんの話？俺、彼女いないんだけど」
A「…今日のお昼…しゃべってたひと」
紫耀「…あ、石橋さんのこと？」
A「…？」
紫耀「石橋さんは事務所のプロデューサーさんで、デビュー前からお世話になってる人。」
A「…えっと…じゃあ今日話してたことって？」
紫耀「…ああ！！」
そういうことか！！！
やっと謎が解けた！！
紫耀「俺らがイルミネーションの話してたからか！！でしょ？？」
A「うん…ごめん、盗み聞きしちゃって」
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舞(プロフ) - 更新頑張ってください^o^ (2021年7月30日 2時) (
レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
Rika - 初めまして。お話が凄く良かったです。続き楽しみにしてます。 (2020年7月29日 7時) (レス) id: feb3738261 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - キンプリ岩橋君寄りのオール担当ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年7月13日 18時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら x他1人 | 作成日時：2020年7月13日 13時
