先生の娘（養子） (ページ10)

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ここのつページ10

パ「恵！照れてんのか！」

パンダが囃し立てる
伏黒は満更でもないような顔をして何も言わずに出ていってしまった

釘「ありゃ拗らせてるな」

溜息混じりのこえ

真希「だよな」

涼「みどり？」

心底不思議そうに首を傾げる涼
それを打ち消すように釘崎が

釘「涼さん！初めまして私、釘崎野薔薇」

そっと棘の手を涼が繋ぎ

涼「私は狗巻涼、よろしくね野薔薇」

釘「え？！涼さん喋ってる、呪言師なんですよね？」

驚いたように目を見開く

棘「呪言師同士で接触している間は喋れるんだ」

そうそうと言わんばかりに首を振る涼

虎杖はボソッと知らなかったなどと呟いていた

釘「涼さん、すっごい可愛い。ハズレばっかだけど
　涼さんだけは大当たりだわ」

興奮して早口になり始める

それを哀れみの目で見ている２年ズ。
そう。虎杖と釘崎は涼の本性を知らないのである。

本当は口がクッッッッソ悪いことも

パ「なあ、釘崎。こいつの見た目に騙されない方が
　いいぜ。だってこいつは……」

パンダの言葉は続かなかった。しかも全力で目を逸らしている。

なぜなら涼が女神のような美しい微笑みをパンダへ向けているからである

真希はまたやってる程度のノリだが、2年男子にとっては何よりこの笑顔が大の苦手だ。

嬉しい時は可愛く花が咲いたように笑うのだが。

しかし、美しすぎる微笑み。この笑顔を向けられるイコール、後で覚えとけよや、いらないこと言いやがって、ぶっ殺すなどの意味が含まれたりしちゃうから

涼を恐れているような2年男子を無視して虎杖が

虎「はいはーい、俺の名前は虎杖悠二！
　ホントに涼さんって綺麗だよな。」

と言った
そう言われ嬉しかったのか涼はぱっと花が咲いたように笑い2年男子は安堵したのであった

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皆さんどうもこんにちは。作者のりょぴです。

この小説をご愛読してくださっている皆さまにアンケートと言いますかなんと言いますか質問をしたいと思います。

その内容は「涼ちゃんのおち」についてです。

作者はどれも良すぎて迷いに迷っております。
なので良ければ誰オチが良いかなど教えて貰えたら嬉しいです。