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目覚めし時(あ、なんかかっこいい) ページ3

淡い光が見える。

瞼をゆっくり上げると光が強くなり、目を細める。まるで、長い間寝てたみたいだ。

「………ここどこ」

上を見上げると、大きな大きな木。

「うぉ…!でかっ」

ずっと地面に転がっているのもどうかと思うので、立ち上がる。

「っわ。どんくらい寝てたんだろ」

立ち上がるとちょっとフラッとした。

本当にここ、どこだ。私は死んだ?生きてる?

「焦ってるようじゃの」

「いや、焦んない方が可笑しいって……おい、どこに居る。出てこい」

どこからか、じいさんの声が聞こえてきた。…暴言はいちゃったかも。

「口が悪い娘さんじゃのう…」

口が悪い娘さんで悪かったなジジイ。

「じいさん、早く出てきてよ。聞きたいことはたくさんあんだよ」

ほんっと、面倒なジジイだわ。

「なんじゃ、お主の後ろに居るじゃろう」

後ろ?誰か居たっけ?

振り返っても大きな木があるだけ。バカにしてんのか。

「何?この木がじいさんとでも言うわけ?」

そんなファンタジーな話、信じてないんだが。

「おぉ。よく分かったのう」

「………は?バカにしてんの?ジジイ」

もう、ジジイとか言っちゃったけど気にしない。

「何を。よく見るのじゃよ」

よく見る?木をジッと見ると顔みたいなのがあった。しかも、ジジイが喋ると口が動いた。

「マジかー…。ファンタジーだ」

「何を言っておる。お主、名はなんじゃ?」

「…… 海月。ジジイ、あんたは?」

「ふーむ。Aか。わしは『大地神エルド』じゃ。『地竜エルド』とも言われとる。この千年樹に宿っておる」

エルド?どっかで聞いた…いや、見た気が…。

「えっ、エルド!?大地神と神竜の!?」

「何じゃ知っておったか」

千年樹のエルドって…ボカロの悪ノ大罪だわ。

「なんだっけ。えと、双子の手によって大罪ノ器がなんとかかんとか…」

うーん…と頭を捻っているとジジイの低い声が聞こえた。

「…お主、大罪ノ器を知っておるのか?」

「あー、うん。知ってるよー…」

ハッとした。これってフラグ立つよね。…多分。
エルルカと会える?うっわー、ストーリに関わりたいわー。

「どこで知ったのじゃ?」

「え!?え、えーと…」

適当に言えば大丈夫でしょ。
トリップって、だいたい都合良いし。
…区切り悪いですが次に続きます((

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- 続きがすごく楽しみです!更新、楽しみに待ってます。 (5月10日 0時) (レス) id: 7c72689999 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみにしてます!! (2019年8月11日 10時) (レス) id: 07b4772cb7 (このIDを非表示/違反報告)
リン - 面白いです!更新頑張って下さい! (2015年9月11日 19時) (レス) id: f3cf54156a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白夜 | 作成日時:2015年7月1日 19時

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