フレンド (ページ3)

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3.始業式ページ3

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教室の中は、ほとんどに人が来ていた。

『6－2』

これが新しいクラス。

黒板に書かれた席順に座る。

当然、小春とは苗字が遠いため、席も遠い。

私が座ったのは、廊下側から3番目の1番前。

小春は、廊下側の2番目の1番後ろ。

すっっっごく離れたなぁ！？

まあ、席について、ランドセルを置きにいく。

あ、ちなみに私のランドセルは茶色。

小春は赤なんだよ～。

どうでもいいけど。

少し経ってから、担任の先生が来た。

男の人で、二十代に見える。

先生「おはよう！みんな！」

全員『おはようございまーす！』

先生の挨拶に、次々というクラスの子達。

先生「元気がいいな！今日からこのクラスの担任になった、木内達也だ！よろしく！」

と、先生は言った。

先生が喋るとき、同時に校内放送が流れた。

《えー、この後、○○:✖✖に、6年生が入場。そのあとは、5年生、4年生～～～～》

先生「お、もうこんな時間か、それじゃあ、出席番号順に、前から並んで行ってくれ！」

先生の、丁寧な説明でみんなが動き始める。

私も、廊下へ出て行った。

校長「えー、ですから、今後とも規則正しく過ごしてくださいね？あー、あとは～～～」

な、なげぇえええ！！！

も、もう無理……足が…！

始業式の最初の校長先生の話。

そうなのだ。この校長先生は、いつも話が長い！

その度に、足に負傷が出ている人が出ているんだとか……。

もう終わってぇええ！！！

30分後。

先生「あはは～(汗)大丈夫か？みんな～」

『大丈夫じゃないで～す』

未来「も、もう無理～(－＿－；)」

あんな長い始業式が、この世にあると思う？

この学校しかないよ～

先生「さあっーて、今度は自己紹介するか！出席番号が速い人からやってくれ」

先生が言うと、1番端っこの子が立ち、教卓の前に立つ。

生徒「僕の名前は、浅野ひろしです。好きな食べ物は寿司で～～～～」

まあそのあとも、どんどん前の人から言って、ついに私の番になった。

先生「じゃあ、次の人！」

未来「は、はい！」

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